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ザ・ピーナッツバター・ファルコン

 

  • シャイア・ラブーフ

かなりズルいアングルの作品ではあるなーと思うけど、まあしかしそのズルさを仕方ないなーと思わせるような作品でもある。序盤の脱走のところから、リアリズムのタガがだいぶ外れているし、あの洗礼のシーンやら筏での川下りやら、全体的に神話的なニュアンスがあるよなあ。あ、ファルコンだってアメリカという国にとっては特別な意味を持つ鳥か……そりゃまあラストであんなに不自然な怪力が出たって全然OKか。

悔しいけれども、世間の爪弾きにされた人間が、社会の枠組みの外で身体性を通じて絆を深める様は大変心に響くし、面白く感じてしまうんだよな。別に悔しがる必要はないけど。ないんだけど。まあでもあの女性ヒロインの描き方はもうちょっとやりようがあっても良かったかもしんないな。ちょっと可哀想な感じはする。

しかし最後に向かうのはフロリダなのか。フロリダって一体アメリカ人がどんなイメージを抱いている土地なのか、よくわからんなあ……




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