うわーおもしろー。傑作じゃないですか。スパイものって結構筋が色々面倒で感情移入で気ねーなーってことが多いし、まして韓国のポリティカルなところが絡むフィクションって知識がないと入りづらいヤツが多いけど、これは筋がそんなに難しくないってのがまずデカイよなあ。南北の朝鮮で全然状況が違っていて、北の状況を間近で見たスパイと、その上司の間に大きなギャップが生まれる……という構造とか超わかりやすいし。スパイが敵国の人間と接しているうちに、その間に人間的な絆が生まれる、そして彼らは単なる組織の利益よりももっと大切な信念のために行動することを決意する――そりゃまあおもしろくないわけがないよね。理屈としてはすごく理にかなってるんだけれども、これを事実に立脚したエンターテインメントの中で面白く成立させてるのは本当にスゴイよなー。
そしてハッピーエンドに落ち着くのもね、大変うれしくなるよね。あの再会のシーンのキメキメの演出がもう最高でさあ。あのシーンを撮られちゃったらまあ完敗ですわ。そらニッコリ笑顔になっちゃいますよね。