まあ色々本を読んでいると双子が生き別れになってその遺伝要因がどれだけ強いのか、みたいな話はしょっちゅう出てくるわけで、だからこの作品の前半でも「まー影響はちゃんとあるって研究だったよなー」とか思って見ている。ので、それが逆に「研究のためにバラバラにされた」って結末に向かっていくとなんかえもいわれぬ罪悪感を感じてしまうな。そりゃまあ話題としてはすごく魅力的だもんね。ってか、だからこそ様々なバラエティに引っ張りだこになったワケだもんね。
そして精神疾患の話が取り上げられて、そのうちひとりが自殺してるわけだけれども、こういう作りだと結局あの父親が息子を自殺に導いたってことになっちまうよなあ……作品自体もそういう落とし目のトーンで描いてはいるし、大変しんどい話である。自殺前後の出来事をあまり詳しく書いてないのでなんとも言えないところではあるけれども、3人が再開した後お互いに近くで生活しても、その心の落ち込みは防げなかったわけで、いやー、本当に暗澹たる気持ちにさせられる話である。