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計算機屋かく戦えり

 

  • 作者:遠藤 諭
  • 角川アスキー総合研究所

お……面白い……!!

何よりまだ日本のコンピューターがブイブイ言わせていた頃のインタビューというのが眩しい。『ゴジラ-1.0』では戦後の日本の復興を担う民間の商船が実は海軍と地続きであったことが示されていたわけだけれども、まさにあのテクノロジー版といった感じ。ってか富士通の「通」が通信の通だったとか、言われてみりゃそうなんだけれども当たり前すぎて考えたことなかったよ。

あと話では官民連携が高度経済成長の鍵だったという話は聞いたことがあるけれども、ここまで鮮やかに成功例を示されるとちょっと唖然としてしまうよなあ。今のクールジャパン制作とか見ててそういうの全く想像できないじゃん……いやまあ、この本では民間できちんと競争原理が働いたのが良かったのだ、というような話もされてるけどさ。IBMとかの交渉のところとか、やっぱり作り手側に共通のビジョンがあったのが大きいわけで……

あと電卓が想像以上に重要な技術として描かれているのもビックリした。時宜を得て商業的に上手いことレールに乗ったのが本当にでかいんだろうなあ。ってかシャープが生き残ったのが液晶画面を開発したからって聞いてそれも驚きだよ……そうかそれが今のシャープのブランディングに繋がってるのね。いやー、本当に勉強になることばかりだなあ……




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