ずいぶん前に買ってたんだけれども放置してしまっていてやっと読めた。
ちょくちょく脳の仕組みの話は触っているんだけれども、これはゾンビを題材にして脳の仕組みを解説している本で、切り口自体はなかなか面白い。ゾンビ映画の名前が出てくるだけで「あーはいはいアレね」って目が覚めるし、絵もユーモラスで大変良い感じだし、切り口としては確かに悪くないよなあ。映画『ウォーム・ボディーズ』はゾンビモノとしては最悪だと思ってるんだけれども、アレは本当の意味でゾンビものではない、みたいな捉え方ができるとは思わなかった。思考実験としてはめちゃくちゃ面白いよね。
各章脳の働きがいろんな例を挙げて取り上げられていて、聞いたことがあるエピソードもちょくちょく入っているんだけれども、まーとにかく戦争だよね……人間の脳の働きが、脳を汚した人によって解明されるってのはまあ前から良く聞いていたけれども、戦争でケガを負った兵士がよく研究対象になっているのは、悲しいけれども大変納得。っつーかヘルメットって大事だね……
あとこの間読んだ本でもそういう記述があったと思うけど、脳が空間の認識をとても重視している感じがあってそれも納得感があった。そこら辺はたぶん日進月歩で解明が知見が集まってるんだろうなあ。