諸事情あって修道院・修道女についてちょっと知識を蓄えている。今まで触れたことあるのって、うーん、『天使にラブ・ソングを…』くらい? あー、あと確かオードリー・ヘプバーンのやつも見たか。『尼僧物語』だったっけ。改めてなんか全然イメージが違うな!! ってか、この本を見るとむしろ『天使にラブ・ソングを…』が修道院に対してカウンターを打ってんのだろうなーという感じがするわな。知識って大事ね。
この本は一応修道院の生活をさらってあるけれども、そこまでしっかり書き込みがあるわけではない。むしろ筆者が修道院の生活を通してどのように「安息」に向き合ったかという、内省的な話が中心。普通ならそんなに興味持てそうにもないよーなきもするけれども、意外や意外今の自分にはスッと話が入ってきて面白かった。
ってか自分最近色々メンタルヘルスの話を見たり訊いたりしているので、あーなるほど信仰ってのはそういう部分をちゃんとフォローしている側面ってあるんだろうなーと思った。自らに向き合うことで弱さを認めるみたいなのはまー完璧に今の時代に通じる話だよね。まあもっとも一方で、キリスト教的な組織が家父長的な価値観を育んで問題を起こしている側面もあるわけなんだろうけど。そこら辺の両義性は面白いなーと読んでいて思ったよ。