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シンシナティ・キッド

 

  • スティーブ・マックィーン

序盤は思いの他カードのシーンが少なくてビックリした。普通は主人公を立てるためにポーカーをするシーンを入れると思うんだけれども、そこをすっ飛ばして周囲の人間に「あいつはすごい」だけで強さを見せていく潔さがすごい。子どもと簡単なギャンブルしてるだけだもんなー。

でもってその代わり何をやっているかというと社交と女とのいざこざだもんな。スティーブ・マックイーンだから自然に受け入れざるを得ないけれども、その他にやることはないの!? みたいな気分にもなる。まあギャンブラーってそういう仕事なんだろうけどさー。

でもって後半、「ザ・マン」との対決になるわけだけれども、話の中心はディーラーがペテンを行って主人公をフォローするかどうかで、あまりポーカーそのものの技術の話にならないのは面白い。まあルールを知らない人もいるだろうしそれはひとつの選択だろうとは思うけども、しかし大胆だよなー。映画を見ても、周囲の話を聞いても、主人公がどんな特性を持ったキャラクターでどんな技術が優れているのか、みたいなのが全然わからないんだもんなあ。

まあ、ポーカーってそもそもどこら辺に技術があるのかってのがよくわからんところはあるけれども。あの心理戦の丁々発止のやり取り自体が技術の見せ場で、分かる人には分かる内容になってるってことなのかしら……?




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