確かコレ、ロシアのドラッグで実際にあったヤツがヒントになってるよね。「クロコダイル」だっけ? でもまさかそれを承認欲求とかに結びつけて描くとは思わなかったなー。
まあここでやってるのはある種の自傷行為なんだけれども、それによってネット上で人気が得られてしまう……というのは超共感の得られる内容だよなー。自虐のテイストが入ったエッセイマンガを描いている人が、病んでいくのはまあよく見るしねえ。その戯画化として見ると超納得感がある。それが恋人の気を惹くためみたいなところから始まるのとか、仲間への対抗意識みたいなところが重要になってるのとか、あーうんわかるわかるって感じ。しかも後半、ドラッグでボロボロになっていく主人公の姿が、虚実入り交じって混乱した様子で描かれるとこは、適切な題材を適切に扱ってるなーって感じで良くできてるなーって思いました。
いやしかし、こういう微妙な題材を一本の映画として撮りきるのはすごいよなあ。後半に行けばビジュアルのインパクトとかがあってわかるんだけれども、序盤はもう本当に地味なドラマだからさあ。あまり内容を知らずに再生し始めちゃったから、これは一体どこに向かう話なのかめちゃくちゃ不安になりながら見ていたよ。