いやー面白い。あんまりこういう本は読まない方なんだけれども、夢中で一気に読み切ってしまった。ドンキって企業の特異性もあるんだろうけれども、まず何より本の構成が上手い感じはするよなー。全体を貫くテーマがちゃんとあって、それをいろんな角度から照らしている感じがすごくする。失敗を折り込みの教育みたいな話をしてたら、そりゃまあドンキの闇の部分にもちゃんと向き合わなきゃならないよね――みたいなパートもちゃんとあって、いやー本当に良くできている。
自分もちょくちょくドンキに行くので、テーマソングが頭の中に鳴り響くけれども、アレってちゃんと企業のコンセプトを体現した歌だったんだなーとめちゃくちゃ感心してしまった。確かにドンキってかなり陳列する人の裁量が大きそうだよなーとは思っていたけれども、まさか仕入れとかそういうレベルで仕事を任されているとか想像がつかないよねぇ。ショッピングをエンターテインメントにしなきゃいけない、って口で言うのは簡単だけれども、それを現場に権限を預けて自主性を発揮させることで機能させてるっていうのは、いやー、超ロジカルだよなー。
でもってそれが単なる現場の指針ではなくて、それが世界にドンキを広めるための基本的な指針とリンクしているのがスゲーというか……このやり方がビジネスとしてもきちんと成立してるってのが、めちゃくちゃいい話になってるよなー。にしても日本食がキラーコンテンツになるっていうのは結構これから重要テーマに思えるなぁ。