いやまあわかるんだが全然感情的に納得がいかねえ。言論の自由が今まで上手くいっていたのが「たまたま」である可能性って全然あるんじゃないの? って思ってしまう。他の諸々の権利とバッティングする上で、言論の自由だけが擁護される道理ってなくない? 「火事だ!」と叫ぶ言論の自由が規制されるのって現実的には有り得ると思っちゃうんだよなあ。
もちろん、公的機関がそのコントロールを行ってしまうことの危険性はわかる。こないだの名誉毀損の法制化とかも結構危うかったよね。日本でのファクトチェックの捉えられかたなんか見てても、お上が正誤を一方的に決定する、みたいなモデルでほんとヤバいと思う。
でも一方で、SNSの発展ってそれまでとはフェイズの異なる公人ではない個人を集団で攻撃する力を持ってて、それはインターネットの発達によって生まれた新しい問題だよねえ。ヘイトスピーチとかもそれに絡むけど。そういう新しい側面から生まれた問題を、そう簡単に利益一辺倒で許容しちゃっていいとは到底思えないんだけどなあ。
さらに言えば、Twitterをイーロン・マスクが買収する以前だったら、まだちょっと納得する部分が多かったと思うけど……私企業が言論空間のアルゴリズムをコントロールしている以上、それがどのように運用されているかを監視する必要はあるし、それは言論の自由を押し進めるだけじゃ機能しないんじゃないの? って感じが正直するわ。