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キャロル

 

  • ケイト・ブランシェット

 

なんやこの傑作は……

凝り過ぎっつーか、普通のカット繋ぎがひとつもないんじゃないかって思う。ガラス越しの反響がしつこく使われたり、前のカットに次の音声がボイスオーバーで入ってきたり、フレームのインアウトに徹底的に凝ったり……いかにも映画って感じの映画を見ると、それだけでめちゃくちゃうれしくなっちゃうよなあ。

っていうかファーストカットからして気合いが違うよね。いかにも映画の始まりって感じの長回しで、群衆の中を歩く1人の男をフォローしていくことがだんだん明らかになるアレって、要するに「主人公が成年男子である」ことが無意識に期待されていることの比喩だよねえ。で、それが最初に目を引く金髪のケイト・ブランシェットに声をかける……と見せかけて、振り返るのが前の席に座っているルーニー・マーラ!! この映画が、実は女性と女性の間の関係を描くものであることを、めちゃくちゃ鮮烈に示してて、本当に参っちゃいましたよ。そしてそれがきちんと後半の先取りとして全体のストーリーにテンションを与えてるんだもんなあ。最高だなあ。

あとはまあケイト・ブランシェットの説得力だよなあ。決して夫を愛していないわけじゃないけれども、しかし自分の生き方を偽ることのない人間の、あの説得力たるや。そりゃまああのくらいのお屋敷に住んでいていただかないといかんよ。

途中で弾いてた楽曲がビリー・ホリデイのものであることとかも、きっと意図的なものだよねえ。そこら辺も少しずつわかるようになってきて、いやー面白い。




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