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π

 

  • ショーン・ガレット

へー、ダーレン・アロノフスキーってこういうところから出てきた人だったのか。「フォロウィング」みたいなのかなーと思ったけど、見終わったらむしろ「鉄男」だった! みたいな感じ。もちろん後にメジャーになってからの作品も、超常的な描写とかはあるから、ある程度の納得感はあるけれども……なんかコレに比べると、「レクイエム・フォー・ドリーム」も全然常識の範囲内というか、まともな映画って感じがするよねえ。これは本人が脚本家をやってることも関係してるのかしら。

ただまあ、基本的にこういう雰囲気の映画っていかにも……という感じでオレは乗れないんだよなあ。確かに色々空気感だそうとしてるのはわかるんだけど。πはわかるし数秘術もわかるしフィボナッチ数列もわかるけれども、それを宇宙全体の法則と結びつけて株価が読める! とかになるとだいぶ「そうはならんやろ」となってしまう。そこにもうちょいアクロバティックなロジックが見えて欲しかった感じはまあする。

ってか最初から結構狂う気満々だったのが良くないのかしら。いやでも感情移入なんて拒絶するスタイルで撮ってるわけだから、このくらいの距離感になっちゃうのはしょうがないよな。むしろ距離感とってなお目が引きつけられるみたいな魅力が見出せなかったのがマズいのか。




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