ケビン・コスナーがいかにもケビン・コスナーって感じ!! ウディ・ハレルソンもメインを張って、まあこのふたりがやり取りしているだけで見ちゃう!
――ってのはまあそうなんだけれども、いやまあそれにしたって、もうちょっとなんかこう……ないんですかね? 普通に追いかけて普通に追い詰めて普通に殺しているようにしか見えない。ボニー&クライドが一大センセーションを巻き起こしたことしか知らないから、そのバックグラウンドにどういう思想的な特徴があるのかよくわかってないのが悪いのかー? 州をまたいだ凶悪犯罪で、だからFBIとかが強化された、みたいな話しか聞いたことがない。でもこの話、普通に州をまたいで捜査してるしなあ。そもそも「テキサス・レンジャー」がわかってないのが問題だったり? ローン・レンジャーとか『トゥルー・グリット』のやつか……うーむ……
まあその、ボニー&クライドをある種の現象として描いて、だからその顔がほとんど見えない――というつくりはわからんでもないんだけれども。若いふたりの逃避行と、老いたふたりの追想劇は、作りだけでいうと色々ポイントが見出せそうだし。いやまあ、やっぱり時代的背景からきちんと読み解けたらなんかあったんじゃないの? とは思う内容だな、コレ。