なんか何の気なしに再生を始めたが、すごいドキュメンタリーだな。言葉少なに山の人々の生活に密着して、淡々と追いかけるという……
何が驚くかって、この時代ですでに少子化やら限界集落やらの話をしていることだよなあ。この時代は経済が発展して交通の便も良くなって、人々の生活が流動的になっただろうから、いずれ人々が暮らしやすい場所に流れていくのはわかる。観光資源として地方を掘り起こす動きもそこまで出てないだろうから、漠然とした不安があるだろうことも想像に難くない……のだけれども、それをすでにこの時代にフィルムに収めているのが文化の懐の深さって感じがするなー。今日本で撮ってても全然違和感ないもんなー。
まあそれにしたってさ、あんなところで暮らしたらそりゃ雪崩に巻き込まれるよね。見ていて「えっ? ここ、冬大丈夫なの!?」って疑問が何度も頭をよぎるもん。雪崩で隣人を掘り起こしたエピソードとか普通に出てくると、なんかもう常識が違いすぎて言葉がない。ってか、住人のためにパンの修行をしてくる話とか、普通に想像の上を行かれちゃって、現地の人の生活に思いを馳せちゃいますわ。