ハイネケンがつくった自社PRの映画だけれども、いやーほんとOPから金かかってるなー。もちろん映像そのもののクオリティもめちゃくちゃ高いんだけれども、それにくわえてコレまでの蓄積があるもんで、古今東西のおいしくビールを飲んでいる映像が短いスパンでガンガンやってくるところに陽気な音楽が流れるだけでもう最高に幸せな気分になるわけで……素晴らしいなあ。
ドキュメンタリーって、当時の状況を映像で説明できないときに、どんな素材でその画を表現するのか……というのがテーマになるわけだけれども、そこにわざわざストップモーションのアニメを使っちゃうのもまた金かかってるなーって感じ。いやホント、世界的企業、ましてビールなんてイメージが大きく関わる商品を扱う会社は、PRにお金をケチっちゃいけないもんですね。
あと企業PRとしては、グローバルな会社が世界にどう貢献しているか、という点をしつこくやっているのが印象的だった。なるほどこういうふうに、経済的利益だけじゃなくて社会貢献をアピールしていくことが大事なんだなあ。さすがに要人自らがアフリカに蚊帳を配りに行くのは「やりすぎかな……」とは思ったけど。現地のブランドを買い付けて、ハイネケンを併売する……というやり方も、まあ確かにそういうストーリーに沿ってはいるよね。
面白かったのは、品質管理の技術的な面が見られたところかな。菌を扱う物だしそりゃマニュアル通りにつくっていれば同じ商品ができるワケじゃないもんなあ。検査も、機械の力も借りつつも、人間の鼻に頼っているのとか、大変興味深かったです。