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天獄と地国

 

  • 作者:小林泰三
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: Kindle版
 

うーんこりゃまたけったいな。ほんとこの人の書くSFは奇妙だなー。

世界観はまあハイハイそういう感じね、といういかにもな立て付けなんだけれども、そこに独特の言語センスが乗って「おいそれ本気で言ってんのか?」みたいなのが、でも実際このくらいの時代になったらありえそうだよなーとか思ったりもして、このごった煮感がたまんないなーと思う。さすがにザビタンの叙述トリック含めたあれやこれやには笑うしかない。本気で言ってるのかまじで。

一方ストーリーの展開はまっとうに面白いというか、自分の命を懸けて未知の存在とどう折衝していくかをやっていて、それだけでもすげー読ませますね。身体性の拡張が文字媒体で表現されるとうおーこんなかんじになるのかーというワンダーもあって楽しい楽しい。最後のクーデターのくだりは、ちょっと一足飛びなのかなあそこはそれでいいのかなあとは思ったけれども、そこら辺の社会の抽象化の仕方も含めてうおーSF読みましたなあ、という感じで大変面白うございました。




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