- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2017/11/03
- メディア: Blu-ray
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『オーストラリア』でやってたのってコレか。向こうはどーせCGでしょ? って感じがどうしても拭えなかったけど、こっちは実写に決まってるから、もう迫力が段違いだよねえ。ああいう映像を映画の中で撮っちゃうっていうのも驚きだけど、その下敷きとしてまずカウボーイがああいう仕事をしていたっていうのがビックリする。いや、『オーストラリア』でも描かれてはいたんだけど、リアリズムのレベルが違うっていうかなんていうか。
にしてもなー、ごくごくシンプルな筋書きなだけに、西部開拓時代のアメリカの神話っぽさがあるよなあ。『マッド・マックス』に通じる抽象性が窺えるっていうか。「赤い河」ってこれ牛のことでもあるわけでしょ? 鉄道がラストで希望になったりとかの象徴性は言わずもがなだし、こういったジャンルで父親役を演じるジョン・ウェインの特別感がよくわかるよなあ。
そしてラストの茶番殴り合いが笑う。ヒロインにちゃんとメタ視点での感情を代弁させちゃうんだもんなあ。あそこまで引っ張って引っ張って引っ張ったんだから、普通あの落とし方じゃ拍子抜けになっちゃうはずのところなのに。悪役にならないジョン・ウェインのチャーミングさをなんかこううまく利用しちゃってる感じ。