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サイダーハウス・ルール

 

 

マイケル・ケインとトビー・マグワイアがズルい。ってかマイケル・ケインが死にそうで死にそうで、もう動いてるのみるだけでハラハラドキドキだもん。死に目にあえないなんてなんて残酷なんだ!

しかし脚本のつくりがちょっと見え見えすぎて、もうちょいこう奥ゆかしい感じにできなかったのかしらん。形骸化したルールとそれを踏み越えることの対立って、もう少し根深い問題のはずで、そんな簡単に結論を出されても自分は嘘くささしか感じなくてなー。っていうかこの映画にとって大変重要なモチーフである姦淫の問題についてはルール的にどのような対処をするわけでしょうか? 不倫も近親相姦もサイダーハウスのルールならオッケーなワケ? 自分で決着をつければ良い私的な問題で公的な権力の介入する場ではないと? いやまあそれもひとつの考え方だけどね。他にもそのために仕組まれたとしか思えないカバン送られて来るエピソードとか、『キングコング』と『嵐が丘』の対立とか、もうちょっとスマートにできなかったのかなあ脚本、というところがちらほら。

なんてビミョーに据わりのわるい感じはあるものの、ラストのおやすみの一言は強烈で、アレで「まあいっか」とかなってしまうのはズルい。孤児が家に帰り継承するという矛盾した結論のもつ美しさが、あの一言で見事に示されちゃうんだもんなあ。感動的でございました。




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