- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: Blu-ray
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いやー、色味とかもイマイチだなーとはずっと思ってたけど、まずそもそも脚本も演出もダメだよなー。アトムの原作をちゃんと読んだことないのでどれだけ現実に忠実かは全然わかんないんだけど、アレだけわかりやすく空飛ぶユートピアと地上の人とか、人間とロボットとか、上下に人物を断絶させるポイントがあって、なおかつその間にいるアトムという大変語りやすい構造があるにもかかわらず、そこが全然これっぽっちも生きてこないんだもんなあ。子ども三人組が車でアトムを助けにやってきたときは「普通に帰れるじゃん!!」って悲鳴をあげちゃったよ。挙げ句ロボット3匹がマジで何もしてないことにメタ言及が行われたときは、オレ思わず画面に向かって「そうだよお前ら無価値だよ!」と怒鳴っちゃったもん。ピクサーとかがクソ上手い脇のキャラクターの切れ味鋭い単発ギャグを狙って、それがことごとく滑っているあの感じは、映画本編見ないと伝わらないよねえ。
っつーかさ、初めて空を飛んだときのあの描き方がまず最悪だよ。落下で自重コントロールに苦闘するのは漫画チックな動きでおっと思ったけどさ、ビルと高速の間をデススター特攻ライクに危機一髪で描かないのはマジであり得ないでしょう。あとユートピアを俯瞰する必須ショットもないしさあ……そういう映画として必要な画がひどく抜け落ちている感じ。