
垣谷美雨さんの
「農ガール、農ライフ」
を読みました。
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仕事も彼氏も家も失った
32歳の水沢久美子さんが主人公。
ふと見たテレビ番組から
女ひとりで農業をしようと思い立つ。
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両親はすでに他界して保証人もいないので
住むところを探し出すのも大変だったし
親戚もいない土地で畑を借りるのも一苦労。
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就農説明会で農業委員会の人の一言
「新規就農者の支援制度がある自治体のほとんどが、
夫婦での就農を要件に挙げています」
女一人で農業は無理だ
農家に嫁に行くのが一番だと勧められる。
がっかりする主人公。
でも色々な縁が重なって
住むところも畑もなんとかなっていく。
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印象的なシーンは
乗り気ではなかった婚活パーティーに行ったら
交流会の前に男女別々で心得を学ぶ場面。
使える技として男性受けする服装をアドバイスされたり
男の人を立てることを勧められるところががっかりする。
農家にとって嫁は無料でこき使える働き手が増えるってこと?
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「心の中がモヤモヤとして嫌な気分だった。
ここでは自分は商品以外の何物でもない。
どううまく誤魔化して高く売るかだけを考えろと言う。
それも、能力や性格などではなく、メスとしてどう見せるかが勝負らしい。
考えてみれば当たり前のことかもしれないが、
まるで裸にされて品定めされているかのようで屈辱的だった。」
P164(水沢久美子)
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でも結局主人公は最後まで参加しているところが辛抱強いなあと思う。
ワタシ昔むかし
知らずに参加したパーティがそれで
「品定め」されているのが耐えられず途中で帰ったことがあります。
ほんと屈辱的だった。
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ワタシも自給自足に憧れるけれど
ベランダ菜園でさえ虫にやられてうまくいかない。
農業で収益をあげるのは大変だろうなあ。
主人公は色々な人の縁に恵まれて
だんだん一人農業が軌道に乗っていきます。
うまく行ったら良いな。
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