ブログ訪問、ありがとうございます!
今回の記事はnezuの担当です。
今日は宮崎市に住む私が感じている、宮崎の酒事情について書こうと思います。

①宮崎はどういうエリアなのか?
宮崎は大体の方が想像しているとおり、背の高いヤシの木が道路に並ぶ南国イメージの強い県です。
夏は暑く冬はさほど寒くならない(もちろん暖房を使う程度には寒くなります)という感じです。
一応、エリアによっては雪が降りますし(スキー場もある)、宮崎市もごく微量ながら雪が降ることもあります。
基本的には自然に恵まれた地域で、林業や海産物、河川など海・山・川の惠が食事の美味しさに繋がっていると思います。
スポーツキャンプやサーフィンといったアウトドア的観光資源が豊かでありつつも、九州としては沖縄除いてほぼ唯一、有名な温泉を持たないという欠点?もあり、さらに交通機関の不自由さからは「陸の孤島」とよく言われています。
また優れた食材はありながらも、長年ブランディングが定着せず、良いものはあるのに知られていないものがたくさんある地域でもありました。
②どういうお酒を造っているのか?
お酒の話で言えば、まず第一に焼酎大国という事があげられ、酒蔵も多く、特に日南市では芋が主体の焼酎蔵さんが多いです。
また、米や麦焼酎も作っており、黒木本店さんの『百年の孤独』のような有名な麦焼酎もあります。
とはいえ、最大の特徴としては会社別売り上げランキング(2024)で一位の霧島酒造さん、五位の雲海酒造さん(木挽)を擁していることから、焼酎のレギュラー品を多く製造しているエリアということであり、同社は県内の焼酎系イベントのスポンサー、テレビ局のスポンサーということで、ある種、宮崎の顔になっていると言えます。
焼酎以外としては、一応日本酒も作っていますが生産量は鹿児島、沖縄と並びほぼ最下位。(日本酒BARはありますし、こだわった日本酒を扱う酒屋さんはあります)
ワインは宮崎の色々な地域で作られており、ワインバーもけっこう存在する印象。
ビールに関してもクラフトビールも結構作っている印象ですが、全国的に多いか少ないかは私が詳しくないので分かりません。
スピリッツ類に関しては、なんといってもウイスキー製造、販売を開始した「尾鈴山蒸留所」さんと「佐藤焼酎製造場」さんがあり、またクラフトジン、クラフトウォッカも酒蔵さんがいくつか作っている状態です。
しかしながら作ってる割に県民への浸透率が低く、良いものがあるのに知られていないといういつもの状態に陥っていると個人的には感じています。
ブランディングとしては「尾鈴山蒸留所」さんが体外メディア戦略をしっかりされておりますが、焼酎以外のスピリッツはエントリーラインがなく、飲食店や個人が利用しているとは言いにくい状況。(ジンは一部飲食店で置かれるように)
それとは対照的に、「佐藤焼酎製造場」さんは国産にしては比較的安価なウイスキーを製造、イオンなどでも販売しており手に取った方も割合多いんじゃないかなと思います。
「手軽に」と「贅沢に」はどちらも大事な要素であり、今後両者が欠けた部分の製品を新規発売していくのか、それとも尖らせていくのかは非常に楽しみであります。
③宮崎の酒屋さんってどんな感じ?
基本的には三種類あって、
1、情報収集・発信を行って積極的に話題のお酒を仕入れ、販売するお店
2、信頼関係にある酒蔵さんのお酒を仕入れ、丁寧に扱っているお店
3、昔からのやり方でそのまま商売しているお店
あり、三番目の酒屋さんはほぼ淘汰されて残っていないか、小さなコンビニみたいな店になっています。
基本的には県外のやまやさんみたいな大型の酒類専門店は存在してなく、イオンの酒コーナーもよその県のラインナップに比べたら貧弱だと思います。
ようやく数年前から宮崎でもお酒の有料試飲ができる店が増えてきましたが、車社会のエリアということもあってか商品の数や入れ替わりのペースはどうしても都会には遠く及びません。
都会には広大なスペースを持った個人酒屋さんがあったり、飲食スペースを併設しているお店があったりしますが、宮崎はどうしても、そしてあくまでも「酒屋さん」という枠から外れにくい状況があるのだと思います。それくらい、情報を取捨選択して、新しいものや知名度の高いもの、あるいはこだわったものを随時しいれている店というのは限られています。(ワインや日本酒はわかりません)
それは良い悪いという話ではなく、人口の問題や飲酒という嗜好品のイメージ・扱い、導線の有無など絡まった経済・文化の話であり、酒好きのわたしとしては悲しい、というくらいのものなので、実際に品揃えが超良い酒屋ができたとして、それが繁盛するのかつぶれるのかは私にはわかりません。
ただ一つ思うのは、宮崎市ではたびたび公金を投入してそうなイベントをやってるのですが、そのイベントのあり方が少し物足りないなと感じています。
ゲストに焼酎など関係なさそうなモデルさんを呼ぶよりも、いっそのこと酒系インフルエンサーさんを呼んだほうが早いし安いんじゃないかと思います。
せっかくジンを作っているのに、宮崎のジンを一箇所で飲める店ってほぼないんじゃないかと思います。(1つか2つくらいはあるかもだけど思い浮かばなかった)
宮崎は昔、東国原元知事が、今で言うインフルエンサーとして生産物の広告をガンガン行いました。
県民の人などは「一期でやめて宮崎を見捨てた」という意見がみられますが、その一期でもたらした経済効果はすごいものだったそうです。
当時大学生だった私が、横浜のスーパーで県知事印ののった製品を目にしたくらいですからね。
政治の話はこの辺にしておきますが、私が思うに宮崎の弱点の一つは広告戦略の弱さだと感じています。
具体的な事項をここで述べるのは避けますが、やはりまずは知ってもらうフィールドやそれを支える土台づくりが大事だと思うのです。
「宮崎に来たらチキン南蛮!」
という声がよく聞かれます。
そしていくべき店というのも老舗の某店がよくあげられます。
それが悪いわけじゃないのですが、基本、宮崎の飲食店で出されるチキン南蛮はどこも美味しいですし、あえて胸肉が食べたい、有名店で写真とりたい、とかじゃなければ、居酒屋のチキン南蛮を食べることをおすすめします。
いないかもしれませんが、もしブログ訪問された方で宮崎に行くから飲食店とかBAR教えて欲しい!というのがあればコメントなりメールなりください。
ご協力できることがあれば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
↑ウォッカとかも作ってるんですよね。
終売?してるかもしれないものを含めたら3銘柄くらいあります。