以下の内容はhttps://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/entry/2025/03/20/172018より取得しました。


45分がとても深い『どうせ死ぬなら、パリで死のう』

たった45分で、こんなにも深い物語を紡ぐことができるとは。またしてもNHK

 

大学の非常勤講師として働く昼間吉人(31)(岡山天音)は、妊娠中の姉から甥っ子・幸太(10)(森優理斗)を押し付けられ、預かることに。しかし間もなく、幸太が失踪。吉人はどうにか幸太を探し出すと、現実に絶望し、意味ありげに「ここじゃないどっかに行きたい」という幸太に共感。二人の関係は深まり、共に吉人の専門である悲観主義(ぺシミズム)を突き詰めていく。“人生を悲観しつつも、どこか楽しい”不思議な共同生活を送る二人。やがて、それぞれにとって最悪の悲劇が起こる。

ーーー以上NHKのドラマ紹介サイトより

 

冒頭吉人が「生きる」「やめる」と言いながら、夜の川岸で書物を焼いている。手にした本は一冊。次は「やめる」の番だが、吉人はそこで火に本を投入するのをやめた。

 

そんな吉人に姉は出産まで預かってと幸太を押し付けバンドマンの彼と去って行く。姉のお腹の子の父親は、幸太の父親でもなければ、そのバンドマンでもないらしい。このまま幸太を彼に押し付けて、この姉はいなくなってしまわないかと不安になる。

 

この少年がまた叔父のいない間に川に行き、着衣のままザブザブと川に入り、探しに来た叔父に「ここじゃない、どこかにいきたい」と口走るような厭世的な子供だ。とんでもなく暗いドラマなのではないかと怖れたが、絶妙のテンポと雰囲気で引き込まれてしまう。そうして見終わってみれば、厳しい現実を描きながら、なかなかにユーモアのきいた物語だった。

 

食べて行けずコンビニでバイトもする非常勤の大学講師を、悲しく情けないのだけれど暗くはなりすぎないよう演じた岡山天音さんはさすがと言うほかないが、岡山さんとともにほぼ出ずっぱりの幸太役の森優理斗くんも素晴らしい。11歳ながら子役としてはもうベテランの域のようだ。

 

そして姉(村川絵梨)と吉人の大学の准教授三木(片岡礼子)の女性陣が強くたくましくて、全体的に暗いトーンの物語の良いアクセントになっている。特に幸太に「なんでこんな世界なのに生きているんですか?」と聞かれた時の、三木准教授の返しが秀逸。

「私はね、ズタボロで、悲惨な人生の方が、味わいがあると思っているから。何でも上手く行くツルツルな人生って、何かダサくない?」

 

 

見逃した方は、16日の放送だったので、まだしばらくNHKプラスで見られます。




以上の内容はhttps://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/entry/2025/03/20/172018より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14