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誇りの持てる職場

昨日、録画したNHKの『ドキュメント72時間』を見ていた。新しい建物に移るための琉球大学病院の引っ越しに密着した72時間だった。

 

医療機器を始めとする荷物の多さもさることながら、最も大変で神経を使うのは重症の患者さんの移送だ。周辺の病院からも救急車を借りて、大変な方から順次運ぶ。

 

人も荷物も無事運び終わって、新しい病院で仕事を終え帰ろうとするが、出口が分からず迷子になっている職員の方たちもいた。私のような重症の方向音痴は、当分使い物にならないかも知れない。

 

私が特に感心したのは、古い病院のほうで片付けをしていた一人の看護師さんの言葉だ。その看護師さんは、「自分の子供も二人ともここで産みました。だって自分の病院が一番信頼できるから」と仰った。こう言える職場はとても幸せだと思う。自分の職場は良いところも分かるけれど、裏側も見てしまっているだけに難しい。

 

昔私は歳をとったら子供ではなく、プロに仕事としてみてもらう方が良いから施設に入ると、迷いなく言っていた。ところがその後自分で老人施設で働き現実を見た。末端の職員は熱い思いを持って仕事をしていても、人員が十分でなければ切り捨てなければならないことは山のように出てくるということを知った。

 

そうして、自分の老後の身の処し方の考え方も変わった。もちろん今も子供に負担をかけたくないという気持ちは変わらないので、最後の最後はやはりプロのお世話になるしかないのだろうが、以前のように迷いなく早い時点から「施設へ!」とは言えなくなっている。

 

生活のために働かざるを得ない何十年かでありながら、生来の我儘でこらえ性のない性分からかなりの職場を経験した。それでもこの看護師さんのように、自分が必要となった時に自分のいた職場を選ぶかというと、迷いなく選べるところは少ない。

 

どこやらのパン会社の社長は、家族には自社のパンを食べさせないなどといったうわさを聞いたこともあるが、政治家の秘書、霞が関の官僚、大手新聞社の社員、テレビ局の局員・・・。この頃よくあるドラマのように、二周目・三周目の人生をするとなったら、またその職場を選ぶのだろうか。

 

 

NHKオンデマンドのサイトより




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