借りていた本を生涯学習センターまで返しに行った。今回は返却のみにして新たな借り入れはせず、「今年も一年大変お世話になりました。良いお年をお迎えください」と、窓口の方に挨拶して帰って来た。
2024年度に読んだ本は54冊(うちこのブログで紹介したのは33冊)。昨年よりは増えたが、少ないほうだ。近頃読みたいと思う本の幅が狭まってきているし、こうしてだんだん減って行くのだろうか。現実世界のあまりにひどいニュースを見聞きしていると、それだけで疲れてしまって、いろいろなことへの意欲が削がれてしまう気がする。
そんな中、これは心が安らぐお気に入りの動画。主人公は若い女の子だけれど、この子の50年後、60年後のような毎日を送っていけたら・・・なんて思いながら見ている。
日曜日の『海に眠るダイヤモンド』ですべて終了した秋ドラマで言えば、『宙わたる教室』『放課後カルテ』『嘘解きレトリック』などになぐさめられた。
もう当分ドラマもないので、今日は以前の録画『ブラタモリ 黒部ダム』を見直していた。私は人工物にはあまり惹かれないのだけれど、この黒部ダムには大変感動し、それで保存しておいた記憶があって、もう一度見てみようと思ったのだ。
そうして、やっぱりまた感動してしまった。『海に眠る・・・』でも感じたが、戦後間もない頃の日本人には、なんとすごい力があったのだろうと思う。もちろん現代の労働や人権に対する意識からすればとんでもないこともたくさんあるが、それにしても、この時代の人々の真面目さ勤勉さ不屈の闘志などは、現代人はすっかり失ってしまったように感じる。
こうした真面目で勤勉な先輩方が頑張って豊かな日本を作ってくれたおかげで、先にあげた動画のような、若い女性の自由で快適な一人暮らしという生き方もできるようになったのだろう。
しかし再び日本は貧しくなりつつあり、非正規雇用も増え、若い人の生活は、この動画の女性のようにのんびりしたものではなくなってきているのかも知れない。政治が腐敗し人々の倫理観が乱れ司法も機能せず、基本的なしつけやマナーはおろか、母国語もまともに話せないような人が増えてしまった今、日本がもう一度物心両面で豊かになるのは、なかなか大変なことのように思う。
円は1ドル160円になろうとしている。

『嘘解きレトリック』この時代の雰囲気好きです。 (aosora blogさんのサイトより)