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朝からひと汗

第一日曜日はうちの団地の一斉清掃の日だ。勤めていた頃は、休日の楽しみは何と言っても朝寝坊のできることだったから、日曜日なのに気ままに寝ていられないこの掃除の日が憂鬱だった。

 

毎日が日曜日になり、そして5時頃になれば自動的に目が覚めてしまう高齢者になっても、やっぱりこの掃除の日の憂鬱は変わらず、前日から気が重い。

 

そのうえ今月からうちの組は先週1軒が引っ越されたので、以前から空室になっているところと合わせて2軒の空室。そして1軒はこの30年一度も掃除に参加しない家、あと1軒が今回は用事があって出られないというので、4軒のみ。ちょうど半分の参加だった。

 

満室で全員参加の組と比べると、真面目にやっても作業は半分しかはかどらない。草が結構伸びていて抜きがいがあった。今月は作業後のシャワーを必要としないかと思ったが、汗びっしょりになってしまった。

 

それでも、一斉清掃が終わった後の敷地内はすっきりと気持ちが良い。協力しない人、不満を言う人など、いろいろと自治会を運営するのも大変そうだけれど、袖振り合うも他生の縁、こうしてひとつ団地に暮らすのはかなりご縁があるわけだから、なんとかうまくやっていきたいものだと思う。

 

今日のうちの組の参加者4人のうちのお1人は来年90歳の女性なのだが、草を抜きながらフィリピン人の40代くらいの男性が、水などの重い買い物があるときは声をかけてくれれば運ぶから、無理したらだめだよと声をかけてくれていた(もうこの団地に十年以上住んでいるし、人懐こい彼は日本語がペラペラ)。

 

自治会長もよく言っているが、この一斉清掃は安否確認も兼ねている。だから高齢になっても参加してもらう。体が大変な人は顔を見せてくれるだけでも・・・と言っている。今日は草取りをしながらこのフィリピンの男性も一緒に、南海トラフ地震などの災害の時の話もできた。欲を言えばきりがないが、なかなか住みやすい団地だと思っている。

 

 

みんな仲良く・・・。  (フェリッシモ猫部さんのサイトより)




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