7月も今日で終わりだ。あと一週間もすれば立秋。一昨日友人から暑中見舞い状が届いたので、返事をしたため、昨日6時も過ぎて日が傾くのを待ってポストまで投函に出かけた。
郵便受けに、手書きの私信が配達されることはめっきり減ってしまった。この友人の葉書が今年の何通目だろう。私自身もめったに手紙(といってもほとんど葉書だが)を書かなくなった。筆まめだった父の血を引く姉も、歳のせいか手紙がほとんどなくなり、近頃はたまにLINEで、しかも音声入力しているせいか、おかしな変換をされたメッセージが届くくらいになってしまった。
近頃は9月でも相当暑いし、しかも今年の秋は気温高めという長期予報なので、実際にはまだまだ当分暑い日が続くことだろうが、それでもあと3~4か月もすれば寒いの足が冷えるのと言い出す日が来るのかと思うと、太陽は同じ調子で燃え続けているのにと、なんだか不思議な気がする。
この暑さの中、パリではオリンピックが開催されている。NHKはさながらオリンピック専用チャンネルのようなありさまだが、私は購読しているブログに貼られていた開会式の動画をちょっと見た程度で、いっさいオリンピックは見ていない。
オリンピックも万博も、こうした世界規模の大きな催しはすでにその開催意義を失っているように思う。しかし、当事者たちにとっては無限の富を生むまさにドル箱だろうから、やめようなどと言い出すわけはない。
オリンピックにしろ甲子園にしろ、異様に注目度の高い催しに利用される若い人々を心配する。どうか自分を見失わず、自分の人生を誤らないようにと願う。大人は若い人を金儲けや自己の権力欲・名誉欲に利用することを慎んでほしい。どうもこの頃のスポーツのイメージはけがれてしまった感じがして、素直に鑑賞・応援する気になれなくなってしまった。純粋にただ頑張っているだけの人もいるのだろうけれど・・・。
中学1年生だった60年前の東京オリンピックの時には、「中間テストにオリンピックの問題も出すからしっかり見るように」と学校から言われたのが大義名分になったところもあり、チャスラフスカ選手の体操や東洋の魔女たちのバレーボールなど、夢中になって見た。あの頃のスポーツやオリンピックに対する素朴な気持ちが懐かしい。

東洋の魔女 (デイリー新潮さんのサイトより)