以下の内容はhttps://hiikunz.hatenablog.com/entry/UTokyo_entrance_examより取得しました。


東京大学 学校推薦型選抜(工学部) 合格体験記

この記事は何?

東京大学 学校推薦型選抜(工学部, 学科群 3) の合格体験記です。 主なターゲットは自分と同程度の実績を持っていて、東京大学工学部の学校推薦型選抜に応募しようと考えている人々です。他に、単に娯楽としてこの記事を読むことも歓迎します。

免責事項

この記事は選抜に合格する必要条件または十分条件を示すものではありません。

「この程度の実績があるのですが受かりますか?」「こういう人物は合格確実だと言えますか?」などということは、私にはわかりませんし、志望する学部・学科群・年度によっても異なると思われます。(特に工学部と理学部の選抜内容は近いと思われがちですが、実際の話を聞く限りかなり違うようです。*1 ) 自分が受かるかどうか知りたい方は、より近い境遇の方の体験記を読む方がより参考になるかと思われます。

また、この記事は 2026 年度の工学部の入試時点の情報に基づいています。出願される場合は必ずご自身で最新の情報を公式ホームページからご確認ください。記事の公開から時間が経っている場合は、それ以外の情報も古くなっている可能性がありますので、最新の情報を調べるようにしてください。

もくじ

書いた人

hiikunZ と言います。パソコンを触るのが好きな高校 3 年生です。所属は武蔵高等学校です。(執筆時点)

競技プログラミングや CTF (セキュリティコンテスト) が好きで、長いことやっています。

実績

  • 国際情報オリンピック(2025) 日本代表 銀メダル
  • アジア太平洋情報オリンピック(2024) 日本代表 金メダル
  • SECCON (日本最大のセキュリティコンテスト) 13 の国内部門に BunkyoWesterns (現在日本で最も強いとされる CTF チーム) の一員として出場、優勝 (チームのメンバーとしては最年少)
  • International Cybersecurity Challenge (26 歳以下対象の国際セキュリティコンテスト) 2025 に TEAM ASIA の一員として出場 (チームのメンバーとしては最年少) *2
  • 第 4 回リアル脱出ゲーム甲子園 優勝 ( 2 名の同級生とともに)
  • その他いくつかの大会 *3 で優勝したりしなかったりしています

出願まで

私の高校では、各学校からの枠に限りのある学校推薦型選抜を受けるためには、まず志望理由書を書いて校内選考に通らないといけなかったので、志望理由書を書きました。真面目に書いたら、その後の選考で出す資料でも使い回せて良かったです。

第 1 次選考

まず調査書と推薦書を書いてもらうよう学校の先生たちに依頼しました。 また、「学部が求める書類・資料」の 1 つである「本人の能力をよく知る人物による推薦書」については中学校のころから面倒を見てもらって頂いている *4 先生に依頼しました。

あとは自分で行う出願手続きをして、自分で準備する資料を作成します。 選抜志願書と「学部が求める書類・資料」を作成します。とはいえ、質問に答えたり、これまでもらってきた賞状とかをスキャンしたりしてその説明を書くだけです。おそらく大事だったのは設問の要求に答えることです。特に、自分が「求める学生像」に合致していることを根拠をきちんと述べて示しました。巷ではこういう書類を書くときに実績を「盛る」*5ことがデファクトスタンダードとなっているようですが、私はそれに強い良心の呵責を感じてうまくできなかったので、自分の実績を赤裸々に書きましたが、ストレスフリーで良かったです。

あとは完成した資料を学校に渡して、学校が行う出願手続きをしてもらったら出願完了です。

第 2 次選考

本番の面接前に、第 1 次選抜に受かったことを先生に話したら、「面接の練習をした方がいい」との事で、急遽学校の先生たちに模擬面接をしてもらいました。「話が聞き取れないことがあるから、なるべくゆっくり話すといいよ」「学校内で使われる学校独自の用語 *6 については説明をきちんとした方がいいよ」などのアドバイスをもらったので本番で実践しました。

本郷キャンパスで面接試験が行われました。その日は SECCON の予選でした。BunkyoWesterns の本拠地が会場に近かったため、朝から本拠地に行って SECCON の問題を解いてから面接会場に行くことにしました。本拠地へ向かう途中、なんと電車が人身事故で運転見合わせになりました。「危なかった~」と思いながら 30 分ぐらい歩いて別の路線に乗り本拠地へ向かいました。SECCON の予選が終わったらご飯を食べてそのまま面接会場へ行きました。

会場に着くと待機室に通され、そこで面接の時間まで待機となりました。名前を呼ばれたらあとは係の方の誘導に従えば OK でした。

面接室に入ると 5 人の面接官の方がいました。中央の方の指示に従い事務的な質問を終えた後、面接が始まりました。

面接で質問された内容はざっくり次のような感じです。

  • 東京大学工学部の志望理由を簡潔に説明してください。
  • 第 3 群の志望理由を教えてください。
  • これまであなたがやってきたことを説明してください。
  • 今のあなたの説明のここはどういうことですか?
  • 得意科目と苦手科目はありますか?
  • AI の発展・活用とあなたの専門分野との関係についてどう考えていますか?
  • 他にアピールポイントや質問はありますか?

自分のした説明について「ここはどういうことですか」や「この具体例はありますか」など、それを深堀りする質問が何回も聞かれるな、という印象を受けました。

  • 国際情報オリンピック や International Cybersecurity Challenge で経験したこと (特に外国語を通したコミュニケーションの難しさ)
  • Return Oriented Programming の概念 (バイナリプログラムへの典型的攻撃手法)
  • SECCON 13 Finals で出題された問題の Allegro (バイナリプログラムを解析して、高速化してください という内容の問題)
  • TsukuCTF 2025 で出題した問題の PQC-0, PQC-1, PQC-2 (自作問題, 耐量子暗号の ML-KEM の鍵が部分的に漏洩した場合に解読できるか? という内容の問題)

などを説明の種にしました。自分でやってきたことを正直に分かりやすく伝えるだけなのでそんなに難しい質問ではなかったです。

それ以外の質問も自分の考えを正直に答えるだけでした。思ったよりあっけなく終わってしまいました。

大学入学共通テスト

冬休みに入ってから、大学入学共通テスト対策を真面目にしました。基本的に学校で購入した駿台の V パックをやりました。また、直前に学校で購入した駿台の青パックと代々木ゼミナールの緑パックをやりました。結果として本番では自己採点で 900 点を超えることができました。しかも、これまでやったどの練習よりも点数が高く嬉しかったです。入学者選抜に使われる目安は「8 割以上」であることから、「これなら 1 科目盛大にマークミスをしていても耐える可能性が高いし、もし一般選抜を受けることになってもディスアドバンテージにはならないな」と安心できました。

以降、自己採点の結果も書きますが、おそらく 1~2 回ぐらいマークミスしてると思うので実際の点数は少し低そうです。

2026年 4 月追記: 開示されたデータに置き換えました

英語

学校の授業でかなり対策をしていたこともあり、他の科目に時間を割いた結果、V パックを 1 回分だけやって終わりました。本番では 100 点(R) / 86 点(L) でした。

国語

V パックを学校の授業で 3 回分やりました。直前に古典単語だけ軽く復習しました。本番では 2 択に絞った後は勘で答えを選んだ問題が多く、全く自信が無かったのですが、蓋を開けてみると 171 点 (内訳: 現代文 99 点 / 110 点, 古典 32 点 / 45 点, 漢文 40 点 / 45 点) でした。2 択の運がかなり良かったです。解き方としては、主観を捨てて「自分が採点者ならこちらの答案の方を 客観的に読み取れる内容である/設問の求めるものを解答している ため高く評価する」という選択肢を選びました。

数学

V パックを学校の授業で + 自主的に 5 回分やりました。本番、「 V_2:V_1=6:1」まで正しく求めたのに、「 V_2 V_1 より小さい」を選んでしまい、その問題が完答して初めて点数が入る問題だったので 4 点を失って悲しくなりました。「本番の緊張って怖い」と強く思いました。結果としては 87 点 (数学①) / 94 点(数学②) が取れていたので良かったです。

物理

V パックを自主的に 5 回分やりました。難化したこともあって、本番では 80 点しか取れませんでした。

化学

一番の苦手分野でした。冬休みが終わってから、共通テストの分野別過去問集を 3 周しました。1 周目では計算や思考をするだけで解ける問題をなるべく多く正しく解くことを意識し、2 周目では 1 周目で間違えた知識や考え方を確認し、3 周目でそれらがちゃんと修正できているか確認しました。また、適宜 V パックをやることで、初見の問題で実力を計測しました。結果、本番では 96 点を取ることができました。

公共・倫理

本番 10 日前に化学の勉強が一通り終わり、次に不安な科目だったので 1 年前の過去問をやったら 57 点を取ってしまい、「まずいな」という気持ちになったので対策をすることにしました。山川出版社の一問一答を覚えつつ、清水書院の完全 MASTER 問題集を解きました。「この概念聞いたことある!」「この人漢文の授業で見たな」「国語の授業でこの考え方見たことあるな」「この言葉、音楽の歌詞で聞いたことあるけどそういう概念なのか~」など、人生の総復習のような感じがあって楽しかったです。問題集を 1 周やれば、2 周めを軽くやる頃には初見殺し問題*7にはかなり対応できるようになりました。他の科目の勉強が完全に止まってしまったのは誤算でしたが、まぁ面白かったから良かったです。本番では 94 点が取れました。副作用として高校の同級生のツイッターでの会話が理解できるようになりました。あと現代文で近い内容をやったことがある文章が読みやすくなりました。(今年の東京大学一般入試の 国語 第 1 問など*8 )

情報

満点を取れませんでした(94 点)。難しめな問題は全部合っていましたが、おそらく正解率が 80% を上回っているであろう簡単な問題を 2 つも落としてしまいました。数学に続き「本番の緊張って怖いな~」とつくづく思いました。(実は数学のミスに気がついた時から、「あ、これ満点無理だな」という気持ちにはなっていました)

大学入学共通テスト以降

一般選抜を受験する場合に備え、学習を続けました。特に、苦手だった数学 Ⅲ の内容の極限・微積分の計算練習をたくさん行いました。

合格発表

「合格してたら嬉しいな~」と思って受験番号を探すと普通にありました。受かっていて嬉しかったです。 関係各所に報告をしました。入学手続きが思ったより大変でした。

あとがき

最後までお読みいただきありがとうございました。何かしら得られるものがあれば幸いです。

いろいろ入学してから思うことはありますが、ひとまず自身の学修・研究をより良いものにすることに尽力したいと思います。

質問・意見がある場合は 匿名メッセージ箱 *9 または対面で問い合わせてください。できる限り対応します。

以降はおまけです。

おまけ1: 似た道を辿る方へ

情報オリンピックは一般的なノート PC さえあれば他の教材はほぼ全てがオンラインで無料で公開されている (詳しくは AtCoder Info のこのページ が参考になるでしょう) ので、金銭的なコストパフォーマンスは他の活動と比べても比較的良いと思われます。(今年度の大会からは本選がオンラインからオフラインに変わり、大会参加費が必要になるらしいので注意です)

CTF についても同様です。例えば、私も作成に関わっている Daily AlpacaHack などが良い教材だと思います。

両方とも、必要な能力は思考力・根気・プログラムの実装力だけですので、長い時間考えることやパソコンに触るのが好きな方におすすめです。

ただし、CTF については高校生向けの大会のほとんどや防衛省サイバーコンテストなどの一部の一般向けの大会はクオリティが低いので注意が必要です。このような大会は往々にして「作問者の考えたこと当てゲーム」であり、これは同時にいろいろなエスパーをして検証できる AI の方が得意なので人間がやる意味ははっきり言ってありません。よりクオリティの高い、やるべきことが明確に定義されていて、非本質的なエスパーではなく本質的理解や思考・実践能力を問う、一般向けの SECCON のような大会に出ることを推奨します。*10 余談ですが、上に書いた 3 つの大会には渡航費・宿泊費の補助がありました*11。大変ありがたいことです。無料/格安で現地の大会に参加できるので、ぜひ参加してみてください。

おまけ2: 提出した書類の内容

原文ママです。

問. 学校推薦型選抜で東京大学工学部を志望する理由について横書きにて記入してください。(400字程度)

 私が東京大学工学部を志望する理由は主に 2 つある。一つは、前期課程においてリベラル・アーツ教育を受け、広範な教養を培うことができるからである。もう一つは、自分の関心分野であるサイバーセキュリティや暗号に関する研究室が多く、この分野をより深く学ぶことができるからである。  特に後者の理由について、私はセキュリティコンテストの問題が Web、暗号、実行バイナリなどコンピューターサイエンスの様々な分野から出題されることに魅力を感じ、多くのオンラインの大会に出場し続け、現在では日本で最も強いチームのメンバーとして、情報オリンピックなどで培ったプログラミングやアルゴリズムの能力をより活かせる暗号分野の問題を主に解いている。  この経験をもとに、私は大学でサイバーセキュリティや暗号について研究したいと考えている。よって、これらの分野に関する深い知識を得られ、研究することができる東京大学工学部を志望する。

問. 選択した学科群で勉強したい内容について横書きにて記入してください。(800字程度)

 私は、学科群 3 において、サイバーセキュリティや暗号の研究を進めるために必要なコンピュータサイエンスの幅広い知識と各種暗号の理論的背景にある数学を体系的に学びたいと考えている。  まず、曖昧な理解にとどまっているコンピュータサイエンスの基礎理論をしっかりと身につけたい。特に、ハードウェアやネットワークに関する領域については体系的に学んだ経験がほとんどないため、それらを根本から理解することで、サイバーセキュリティという分野全体の成り立ちを俯瞰できるようになりたい。  そのうえで、私はセキュリティコンテストにおいて、情報オリンピックなどで培ったプログラミングやアルゴリズムの能力をより活かせる分野である暗号分野の問題に取り組んできた経験から、暗号を専門とすることを志している。そのためには、各種暗号の背後にある数学的理論を体系的に学ぶことが必要だと考えている。現在、私は数論、線形代数、情報理論、符号理論、抽象代数といった必要な数学分野を独学で学んでおり、その知識をもとにセキュリティコンテストの問題を解くことも多い。しかし、これらの分野の理解は表面的かつ部分的なものに留まっているというのが現状である。大学でこれらの分野を理論的・体系的に学び直すことで、自分が十分に理解できていない暗号の数学的背景をより深く理解したい。特に、同種写像暗号や符号暗号といったポスト量子暗号の仕組みの理解に苦戦している現状を鑑みると、大学で各種暗号の背景にある数学をしっかり学ぶことが不可欠だと感じている。  このように、コンピュータサイエンスの基礎と暗号理論の前提となる数学を両面から学ぶことで、将来的には理論と実践の両面から暗号技術の安全性や実用性を評価し、新しい攻撃手法や耐量子暗号の設計に取り組みたい。そして、社会的インフラを支える重要な要素である暗号技術の信頼性向上を通じて、次世代の安全な情報社会の実現に貢献したい。

問.「求める学生像」に記載されている要件を具体的、客観的に示す内容について、その説明を志願者本人が以下に記入してください。全体で4ページ以内にまとめてください。具体的な制作物等がある場合には、設計図面、プログラム、論文等を別途添付しても構いません。

資料番号:資料3 / 資料4

資料名:アジア太平洋情報オリンピック結果証明書 / 国際情報オリンピック結果証明書

資料が示す活動の概要:

 私は中学生時代からプログラミングに興味を持ち、特に与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、それをプログラムとして適切に実装する「競技プログラミング」の大会に多数出場してきた。特に、国内の中高生を対象とした最大規模の大会である「日本情報オリンピック」には継続的に参加してきた。その結果として、2022年から2024年にわたり「アジア太平洋情報オリンピック」の参加権を計 3 回獲得し、それぞれの大会で日本国内で成績上位 6 位以内に入ることで日本代表選手となり、銀メダルを2回、金メダルを1回獲得した。(各国代表選手のうち、金メダルは約12分の1、銀メダルは約12分の2の割合で与えられる。後述する「国際情報オリンピック」についても同様である。) また、2023 年の大会から日本代表に文部科学大臣特別賞が授与されることとなり、これについて 2 度表彰を受けた。  さらに、2025年の「国際情報オリンピック」の参加権を獲得し、ボリビアで行われた同大会に参加し、銀メダルを獲得することができた。また、この結果により文部科学大臣賞を受賞した。私はこれらの大会を通じて自分のアルゴリズム設計能力が日本や世界でも通用すること、そして世界にはより能力の高い人々がいることを学んだ。資料3は最後に参加した「アジア太平洋情報オリンピック」の、資料4は参加した「国際情報オリンピック」の結果の証明書である。


資料番号:資料5 / 資料6 / 資料7

資料名:International Cybersecurity Challenge Invitation Letter / 高校生セキュリティコンテスト 賞状 / 総務省主催 全国型 CTF コンテスト 賞状

資料が示す活動の概要:

 私は中学生時代からセキュリティに興味を持ち、学生に対して情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する大会である「セキュリティ・キャンプ全国大会」や、25歳以下を対象にセキュリティイノベーターとしてセキュリティのさまざまな課題にアイディアで切り込める人材を育成する長期ハッカソンである「SecHack365」を修了した。それに加え、様々なセキュリティ技術を競うコンテストにも出場してきた。私にとってのセキュリティコンテストの大きな魅力は、問題が Web、暗号、実行バイナリなどコンピューターサイエンスの様々な分野から出題されることである。  高校生向けのコンテストでは、「高校生セキュリティコンテスト」で 2 回優勝し、2 回とも神奈川県知事賞を獲得した。国際的な大会である「CODEGATE CTF」の junior 部門(18歳以下向けの部門)では、2 回予選を突破し、韓国のソウルで開催された決勝に臨み、2 回とも 4 位という好成績を収めることができた。この大会の決勝では、同じ興味分野をもつ海外の選手と英語で交流することができた。自身の得意分野であれば、英語で世界中の人々と交流できるという自信につながった。また、この大会は一人で海外旅行に行く初めての経験でもあったため、自分にとって大きな意味をもつ大会だった。  加えて、私は参加範囲が高校生に限られない大会でも好成績を残している。日本最大の大会である「SECCON CTF」の国内決勝ではチーム「BunkyoWesterns」の一員として参加した。この大会では 1 人の大学院生、2 人の社会人とのチームで参加したため、自分が活躍できるのか不安であったが、得意分野である暗号の問題を 3 問(全 4 問)、さらにハードウェアの解析の問題を 1 問解くことができた。特に、自身が解いた暗号の問題のうち 2 問は、国内部門では決勝に進出した 8 チームのうち 2〜3 チームにしか解かれていない難問であった。このような、解くことができる人が多くない問題を自力で解けたことが自信につながった。さらに、私が解いていない残り 1 問の暗号の問題を解いてくれた社会人メンバーからも「お互いが解けない問題に対して補完しあえて良かった」という言葉をもらえたことも自信につながった。結果として、他の分野の問題においても他のメンバーとの分業や協力がうまくいったこともあり、優勝することができた。他にも、若手向けの国際大会である「International Cybersecurity Challenge (ICC)」(今年度は東京で開催)のアジア予選である Asian Cyber Security Challenge (予選の対象は 27 歳以下である。) で好成績を収めたため、ICC に TEAM ASIA の一員として参加予定である(資料作成時点)。  さらに、国の中央省庁が開催するコンテスト(これらについても参加範囲が高校生に限られない)にも参加し、「防衛省サイバーコンテスト」では 2023 年のコンテストでは 2 位、2024 年のコンテストでは 5 位を獲得した。また、「総務省主催 全国型 CTF コンテスト」では優勝することができた。資料5は「International Cybersecurity Challenge」の Invitation Letter、資料6は最後に参加した「高校生セキュリティコンテスト」の賞状、資料7は「総務省主催 全国型 CTF コンテスト」の賞状である。


資料番号:資料8

資料名:第4回リアル脱出ゲーム甲子園_大会成績証明書

資料が示す活動の概要:

 私は小さい頃からクリエイティブな活動、特にいわゆる「謎解き」の制作に興味を持ち、高校生になってからは同級生らとともに謎解き団体「634Quest」を立ち上げ、2024年度/2025年度の記念祭(文化祭)に団体として出展した。2025年度には、株式会社 SCRAP 主催の「第4回リアル脱出ゲーム甲子園」に参加した。このコンテストは全国の高校生および高専生を対象に、リアル脱出ゲーム(SCRAP 株式会社の登録商標。一般的に「謎解きゲーム」の一つとされることが多い)のクリエイターの頂点を決める大会である。634Quest はリアル脱出ゲーム『リアル「じゃない」脱出ゲームからの脱出』を作成して大会に臨んだ。私は 634Quest の代表として、ゲームの 7 割程度の問題の作成、ゲームキットのデザイン、そしてスマートフォンのブラウザ上で動作するゲームアプリの開発を行った。私が作成した最終問題やゲームアプリ、メンバーによる司会などが審査員団から高い評価を受け、結果として優勝することができた。また、作品が SCRAP 株式会社の協力のもとブラッシュアップされ、SCRAP 株式会社の各店舗で開催されることが決定した。私はこの大会を通じて、自分で設定した目的を自分の技術を用いて達成することを学んだ。加えて、集団での作品制作における統率の難しさも実感した。資料8は大会の結果証明書である。

*1:工学部の面接とは異なり、理学部の面接では問題を解くことになるらしいです

*2:もともとは補欠の予定だったのですが、結果的に大会の 7 割程度の時間は競技に参加したのでメンバーとみなして良いと思われます

*3:くだらない大会なども含め

*4:私が通っているのは中高一貫校です

*5:意図的に実態以上に凄いように見せかける、といったニュアンス

*6:「記念祭」(一般の高校で言う文化祭のこと) や学校独自の成績評価システムなど

*7:「ユダヤ教・イスラム教で偶像崇拝は禁止なので細かい知識を気にせず不正解選択肢であることがわかる」「その人の考え方の適応範囲を明らかに超えている拡大解釈であるため不正解選択肢である」など

*8:せっかく試験料を払ったので受けました

*9:使用しているサービスの仕様上、ネガティブなメッセージは届かないことがあります。ご注意ください。

*10:一応クオリティの低い大会の実績も書類には記載しましたが、おそらく選抜にはほぼ関係なかったです。書類に記載した中だと、クオリティの高い大会は SECCON と ICC と CODEGATE CTF だけで、面接ではクオリティの低い大会の話は全くしませんでした。

*11:少なくとも私が出た年には




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