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この、つづき・・
初挑戦のルスツトレイル60K
完走して、胸をはって「チームかっぱちゃん」に入会する予定だったのだが、そんなに甘くはないコース設定と天候でした
前日の雨はコースコンディションを不良とし、当日は晴れたが難コースにて中盤から苦しむ
半分くらいの30Kあたりで体中のエネルギー切れを起こし、走ることもままならず、歩いているのがやっとの状態
とぼとぼ歩いているときに、みりんださんが後ろからやってきて、少し話をする
そして、彼女はエネルギー補給用の「羊羹」をくれて、走っていったのでした
いただいた羊羹だったが、すぐに食べることはしなかった
リタイヤを考えていたからだ・・・
自己申告のリタイヤなら恰好わるいから、ゆっくり歩いて関門でひっかかるようにもしようと思い始めた
直後のエイドにて、リタイヤの申し出をしようと思ったときに、後続のランナー達がエイドで休憩後、次々とレースに復帰している
なんか場違い的な感じがしたので、、、リタイヤの申し出を止めて、次の関門まで歩くことにした
そこまで歩くエネルギーを確保するため、いただいた羊羹を食べた
少し体力が回復したが、走り出す意思はなかった
トレイルランは、長距離であればある程、コース上で1人になる時間が長い
いろいろなことを考えながら歩いていた
歩いていると、雷がゴロゴロなってきて天気が急変
雷雨、しかも土砂降りで近くに雷が落ちる
大雨にあたり、体中がずぶ濡れになって歩いているときに、自分に自分が敗北したことを実感した
心身ともに負けたのである
負けを素直に受け入れた・・・
気がつくと、走り出していた
猛スピードで走っていた
叫び、涙を流しながら走っていた
「ちきしょう! 負けるか!」
何かにとりつかれたのか?
心身ともに疲弊して、素の自分が出たのだろうか?
残り時間から考えて、次の関門さえ突破したら十分に完走できることを確認した
涙を流しながら、10K近く、登り坂も走り切った
体の疲れは全く感じなかった
精神が肉体を凌駕するというものだろうか?
ランナーズハイというものだろうか?
とにかく今思い出しても、異常な走りだったと思う
関門までもう少し・・・制限時間には間に合っている
近づくにつれ関門付近で大勢のランナーが集まっていたのが見える
そのうちの一人が、
「悪天候により中止!レースはここでおわり!(ゴール)」
予期せぬことで、また、自身の力ではどうしようもできない突然の出来事はあるものだ
まだ体は動きそうだったが、レースが終わったということを受け止めたら、力が抜けていくのがわかった
涙は相変わらず流している
でも、すごい笑顔だったと思う

一つのレースで
負けも
勝ちも
それ以上のことを味わえた
帰りの車中だったか、レース直後だったか、忘れてしまったが、かっぱちゃんにメールした
「チームかっぱちゃん」への入会をお願いしたのでした