職場で詩など唄えぬよ職場でブログのブの字も出せぬ。だってこっパズカシイじゃない僕は匿名の男、匿名の、フォークリフトの魔術師。リフトの爪を、あなたの心臓に突きさすばかり。その時あなたは「えっ?」て言うの。初めてあたしがあなたの静脈に針を突き刺したとき、あなたは「えっ?」て言ったのよ。笑っちゃう。ね?俺は全てを読み取る男。あなたの部屋に荷物を運ぶから。俺は4トンで行くぜ。俺は4トンで、行く。家賃は3万円。温泉旅館に二人で泊まり、花吹雪、血がまじり、きみは混濁する。ニーチェ・ブランショ・平凡パンチ。初めて一人でエロ本を買いに行った小学校4年生の時、俺を叱ったあのババア、あんた、地獄行きだ。と、激しく呪ったっけ。あの頃の、クソ餓鬼どもが夢の跡。ねえレナルド、地獄であたしが、抱きしめてあげる。ね?みんな激しく死んでったの。激しく死んでった。あたしたちが港町のバス停で待っていた鯖のかたちをした4トントラックの首を絞め、その方が気持ちがいいんじゃないかと言ったまま、あなたは、いつまでも帰って来なかったし、ねえレナルド、そしてあたしたちはいつまでも転がり続けるの。ねえ、あたしの静脈こんなになっちゃった。なんだかね、吐きたい気分。吐き出したいの、何もかも全部。でも。ね?俺は全てを読み取る男。きみは激しく混濁する。ぼくもきみも、一度は都市再開発で消えてった身じゃないか。何度でもやり直そう。愛してます。かつて愛した人たちへ。俺の酔いは朝から全開。歌うんだよ。テロル歌謡曲。
