仮名・蒔岡雪子(id:moons11dec)、ならびに仮名・蒔岡妙子、ならびに仮名・壁男爵らと都電荒川線に乗って遊んでいた。俺は早朝からしこたま酒をかっくらって行ったので結局最後まで誰が誰やらわからなかったのだが普段汗くさい男達しかおらん環境で呼吸し生活してる俺にとっては、女性に囲まれた、その一点だけですこぶる幸せな気分であった。行った所みた所といえば鬼子母神であったり巣鴨のおじぞうさんであったり、飛鳥山公園であったり荒川遊園地であったりと、押さえ所といえば押さえ所であるのだけど、まあ凡庸といってしまえばその通り、凡庸な場所ばかりなので、皆は退屈しておらんだろうか、などといらぬ気を使ってはみたものの、だからといってその場で何か具体的な対策をうてる程の器用さが俺にあるわけでもなく、とりあえずポケットにたっぷり詰め込んでいた鬼殺しを一人チビチビとやり、静かに酩酊するばかりなのであった。そして夕方からは仮名・蒔岡幸子も合流したので蒔岡三姉妹も無事揃い、あとは雪子が下痢腹抱えて嫁にいくばかり*1となったところで、俺たちは荒川河川敷に向い、その辺にいた子供やホームレスのおっさんらも加えて、皆で焚火を囲んだ。
まあなんとゆうか、対面した事はないものの、皆さん一度はコチラに目を通した経験のある奇特かつヒマな人たちばかり。そおゆう中に実在の俺がノコノコと出かけて行くとゆうのは、なかなかに普段では味わえないような緊張感があって、それは「後編」*2において書物に書かれたドン・キホーテを演じざるを得なくなるアロンソ・キハーノ老人のとまどいに例えられる、のかどうか、・・・いや、やっぱりちと違うかナ、などとゆう事を考えながら、俺は四人と別れた後も河川敷に残り、夜をあかした。
肖像画に まちがって髭を描いてしまったので ほんとに 髭を生やすことにした (寺山修司*3)