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牛腸茂雄

ジュンク堂までぶらぶら。牛腸茂雄の写真集「SELF AND OTHERS」を立ち読みしていた。本当は買ってしまいたい気分だったけど、財布の中に4800円もの大金あろうはずがないからな。


写真そのものとゆうよりも、自分と他人(被写体)との間に流れる淡い緊張感がたまらない。子供を中心に近所の人々を撮った単なるポートレイト、と愛想なく言ってしまえばそれで終わってしまいそうなシンプルなこの写真集の最後は、アーヴィング・ゴフマン*1のこんな言葉で締めくくられている。

ある人間にとって世界を生き生きとしたものにするために、あるいは、人がそこに身を寄せている現実を一瞥で、一つの身振りで、一つの言葉で味気ないものにしてしまうために、もう一人の人間の存在ほど効果的な作因は存在しないように思われる。


表現する、もとい、生きていく、にあたって、アクセルの役目をする言葉と、ブレーキの役目をする言葉があるとするならば、上記引用はあきらかに後者に属するもの。そしてこの場合、ブレーキとゆっても、それは後ろ向きな意味ではなく、あくまでも前に進むためのもの。節度?


牛腸茂雄が作品の最後にこおゆう言葉をもってきたことに平民金子は感動する。自分と他人との間にひろがる広いのか狭いのか浅いのか深いのかよくわからない、けれども確かに厳然として存在する、湖、を「SELF AND OTHERS」は提示してくれる。


帰りは西友に立ち寄りイカの塩辛と豆腐とネギを買う。
俺は何故かくも西友が好きなのか。何故日参してしまうのか。金もないのに。

*1:誰やねん




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