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医療BPaaSにおけるWebアプリケーション開発の要所 #BPaaSアドカレ

この記事は「BPaaS/AI+BPO Advent Calendar 2025」12日目の記事です。

前日はyukiさんの『BPaaS 新ブランド「タクシタ」ロゴデザインプロジェクトについて』でした。


こんにちは。株式会社MEBAIS 取締役CPO の 徳田 こと はぜ です。
主に、提供しているBPaaSのWebアプリケーション(SaaS)部分の開発を担当しています。
ここ暫く外で登壇したりエントリを書いたりしていないので、
今回は業務紹介も兼ねて、BPaaSを開発する際に意識していることをいくつかご紹介します。


目次

ユーザー属性ごとの環境と権限管理

BPaaSには、当サービスに限らず多くの属性のユーザーが存在します。

MEBAISの場合、
顧客の中にも院長・事務長・医師・医療事務等の属性があり、
社内だとオペレーションスタッフ・バックオフィス・セールス/マーケ・エンジニアなどが利用して業務を行います。

そのため、どの属性のユーザーでもスムーズに業務を行えるだけの機能を備えつつ、権限に応じて表示内容や利用できる機能を切り替えられる必要があります。

現在、大きく『顧客向け』『管理者向け』『オペレーションスタッフ向け』の3つのフロントエンドが存在しており、それぞれ別の機能群を提供しています。
前述の通り、例えば顧客向け画面を利用するユーザーの中でも属性が多くあるため、権限管理の機能を拡充しています。それにより、ユーザーが行う業務に応じて、利用できる機能を制限したり、表示する画面を切り替えたりしています。

オペレーションスタッフ向けの機能は、運用の変化によって機能改修や新規実装が特に多く発生するため、開発段階で変更しやすいよう柔軟な設計を心がけて開発しています。

AIとの連携とデータの蓄積

MEBAISでは、オペレーションスタッフの業務負担を軽くし、将来的には一部業務の自動化を目指すために、AIの実装に積極的に取り組んでいます。

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BPaaSにおけるSaaSは、AIと人の業務をつなぐハブの役割を担っています。
SaaSはAIとの連携において、

  • AIの出力内容を適切な形にスタッフに描画する
  • スタッフの業務ログを蓄積し、AIへフィードバックする / 学習データとして利用する

といった役割を担います。

AIとの連携方法は、API・DB参照・データ(CSV等)の受け渡し等いくつかの手法を組み合わせて、開発工数と実現できることの兼ね合いで実装を進めていきます。

AIでの活用および改善のため、スタッフが日々の業務の中で行った操作や判断をログとしてDBに蓄積しています。
オペレーションへの業務負担が増えない形で、可能な限り活用できるデータを増やすための実装を考え、実施しています。

オペレーション効率化のための施策

BPaaSの特性上、オペレーション業務の効率化=受け入れられる顧客数の増加 になるので、大きな業務効率化に繋がる改修は最優先で実施することが多いです。
社内に実際に業務をしているスタッフがいることもあり、頻繁にコミュニケーションを取りつつ改善できる点がないかを調べながら、開発を進めています。
効率化が目的でない改修に関しても、オペレーションの負荷に影響しないよう設計していきます。

具体的に行っている施策は

  • メインの業務画面では、ユーザーが何度もページを切り替えなくて済むように必要な作業がひとつの画面で完結する設計にし、作業効率を高める
  • スタッフが介さなくて良い作業は、特定のイベントが発生した際には自動で処理が走るようにする
  • ExcelやNotion等で実現できる機能でも、定型化していて、実装することで業務が早く終わるようになりそうであればWeb上で実装する

などがあります。

また、業務上なんらかの問題が発生した際にマネージャーやエンジニアが気付けるよう、通知系の機能を充実させています。
社内連絡ではSlackをメインに使っているため、APIを介してSlackに通知を飛ばしています。

実装・開発時でのポイント

一機能で取り扱うデータ量が多かったり、関連するテーブルやシステムが複数存在することが多いため、パフォーマンスへの影響は常に注意しながら開発を行っています。
オペレーションでは操作する速度も速いため、キャッシュを活用したりテーブル設計を改善することで処理速度を改善する施策も実施します。

顧客満足度を向上させる・オペレーションの効率化・新規顧客のための機能開発など様々なイシューがありますが、
限られたリソース内で開発を進めていくうえでは、今は何の問題解決を優先するのかを明確にすることが重要です。
『今は顧客満足度を上げるよりも運用改善をしなければならない』といった形で、会社の状況に合わせて開発の優先度や順番を見直しながら開発を進め、サービスの成長と運用の安定化の両立をはかっています。


おわりに

いかがでしたでしょうか。
何か参考になることがあれば、ぜひ活用していただければと思います。

考えることが多く大変ですが、プロダクトによって社内の業務そのものが変わったり、より効率的になっていく様子が見えて、やりがいがあって良いです。

www.kubell.com

BPaaSは医療業界に限らず広がってきており、今後も提供する企業が増えていくと感じています。
SaaSBPO単体よりも複雑度が上がり難易度も高いですが、興味があれば是非関わってみると良いと思います。


株式会社MEBAISでは一緒にBPaaSをつくるWebエンジニアを募集しています。
ご興味がある方はTwitterBlueskyFindyHPの問い合わせなどからご連絡ください🤝




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