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「マンガ家・つげ義春のいるところ展」へ行ってきた

有給を取得し、調布にて開催中の「マンガ家・つげ義春のいるところ展」へ行ってきた。

www.chofu-culture-community.org

 

つげさんのファンである。去年は「長八の宿」のモデルである、西伊豆・松崎町の山光荘に「巡礼」として宿泊した。

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筑摩書房から出た全集も揃いで所有していて何度も読んでいる*1。何年か前に講談社から出た大全は装丁が趣味に合わないのと紙質がしょぼいので買わなかった。ファンではあるがコレクターではない。

 

会場は調布市文化会館たづくり。調布駅の広場口から歩いて5分くらい。

 

入るとガメラがお出迎え。

 

調布といったら水木しげる。

 

つげさん展は奥の方にある1F展示室で。

 

入場無料。私の好きな言葉です。

 

展示の撮影は不可。入ってすぐの撮影スポットのみ可。

 

概要は上のリンク先に書いてある。

つげさんの年譜。

作品が掲載されたガロや複製原画。

「海辺の叙景」全ページの複製原画。青春、恋愛、そんな話なのに背景が妙に暗い不思議な短編。今更言うまでもないけれど名作ですね。

つげさんと調布の関わり。作品のモデルとなった場所やマップなど。このマップ、フライヤーにして配布してほしかった。

藤原マキさんの作品。

つげさんが撮影した旅先の写真。と言っても3枚だけだが。佐野史郎所蔵とあってびびった。

「ねじ式」の複製原画。

影響を受けたアーティストたちからのコメント。

蟹、「ねじ式」の少年、李さんのフィギュア。

つげさんの動画(約3分)。古本屋の主人らしき人と話しているときの笑顔が新鮮だった。あまり笑っているところを見た記憶がないので。

 

自分はつげ作品の、とくに旅もの、無能の人シリーズ、私小説的なもの、それらを好む。「ねじ式」や「ゲンセンカン主人」は表現はすごいと思うけれどあまり好みじゃない。夏祭りで小銭をくすねたり、みすぼらしい宿に泊まって風呂に入ろうとしたらすでに家の人たちが入ったあとでお湯がドロドロだったり、読むとちょっと不快になるシーンが強く印象に残っている。リアリズムだなあ。

 

つげ義春作品ベスト10と銘打った展示があった。全部は覚えていないが「ねじ式」「紅い花」「海辺の叙景」など。俺が好きな作品ベスト3は「沼」「紅い花」「ほんやら洞のべんさん」かな。

 

無料とは思えぬほど充実した展示だった。50分ほど滞在。人によるかもしれないが、俺としては今回くらいの規模の展示だと最後まで集中して見られるのでちょうどいい塩梅だった。平日だったから比較的落ち着いて見られたのもよかった。休日だと混雑しそう。

 

「石を売る」アクスタとキクチサヨコTシャツを買って退出。キクチサヨコ。コバヤシチヨジ。郷愁のアイコンとしてのおかっぱ少女。

 

2Fで「CINE_WORKS展 part2 調布市制施行70周年~ガメラ&特撮と歩んだ60年」がこれまた無料だったのでガメラをろくに知らず特撮にもさほど関心はないものの寄ってみた。入ってすぐのモニタで以下の動画が流れていたので見入った。

youtu.be

折れた東京タワーに営巣するギャオスのシルエットがかっこよすぎる。

ゴジラは少し見てるけどガメラは見たことないんだよな。人生損してるかな。

ガメラのほか東映映画の資料が展示されていた。20分ほど滞在。

 

せっかくはるばる調布まで来たのだから東京競馬場まで足を伸ばすことにした。

京王線に乗り東府中駅で下車。10分ほど歩くと目的地に到着。住宅街のすぐそばにあるのが意外だった。初来訪。

 

本日は非開催日だがネットで事前に調べたところによると一応中には入れるらしい。

 

非開催日なので入場は無料。館内に入れるならラーメンとフライドチキン食おうかな…と思っていたが、残念、閉館中だった。入ってすぐの博物館も閉館中。

 

警備スタッフがあちこちに。家族連れが何組かいたくらいで閑散としていた。そりゃそうだ。

 

テレビ中継で何度も見たロケーションが目の前に。

 

非開催日に訪問するってのがいかにも人混み嫌いの陰キャらしい発想ですね。

 

一時期G1レース限定だけど競馬をやっていた。が、山崎元さんが亡くなって以降、急に関心が薄れて自然消滅してしまった。

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行きたいところには行ったので電車が混む前に帰路に就く。

 

用事があったので途中下車してついでにガストでもつ鍋を食べる。用を済ませて帰宅。約8000歩。

 

つげさん展も東京競馬場も無料だったのでありがたい。グッズ代以外は交通費と食事にしかお金を払わずに半日過ごせた。

 

今、50代半ばくらいでの早期退職を考えている。そのために日々節約しつつ浮いたお金を投資に回す、ということをしている(投資は自己責任で)。早期リタイアするには年間生活費の25倍の資産が必要と言われる。大金だ。だが今日みたいな過ごし方をすると、リタイア後は現在想定しているより生活費は少なくて済むんじゃないか、という気がしてくる。無料で過ごせる場所を探す、レジャー施設は基本的に平日は休日より料金が安い(人も少ない)、会社に行かなければストレスがなくなるから散財しなくなる、人に会わなくなれば冬場は毎日風呂に入らなくてもいい、時間があるから自炊できて食費が減る…など。体力に余裕あるから散歩したり運動したり会社員のときより健康的にすらなってしまうかもしれない。

 

俺なんて本を読んだり配信やレンタルで映画を見たり、近所を歩いたりこうして文章を書いたり、あとは月に何度か映画館やスパ銭へ行けて、年に何度か近場でいいから旅行できればそれで十分人生に満足できる人間なので早期リタイアのハードルは思っているほど高くないのかもなあ、という気がしてきている。ただ、今後世の中はインフレしていくからそこの見極めは必要になるだろう。これからの日本社会は、働きたいor働かざるを得ない人は生涯現役を続け、FIREしたい人はする、そういう、定年が実質的に存在しない世の中になるんじゃないか、と思っている。

 

日曜日は衆院選投票日。今後の日本がどうなるにせよ、金融資産を増やすことは自己防衛になる。それを肝に銘じて生活していきたい。

 

 

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*1:現在はちくま文庫




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