読んだ本の数:13
読んだページ数:4045
ナイス数:344
こんなに違う!?ドイツと日本の学校 ~「自由」と「自律」と「自己責任」を育むドイツの学校教育の秘密読了日:04月01日 著者:和辻龍
コレット著作集〈5〉 (1970年)の感想収録されているのは、「青い麦」「踊り子ミツ」「夜明け」の三作品。今回私のお目当ては「踊り子ミツ」。マルセル・プルーストがコレットに賞賛の手紙を書き送ったという作品。恋に身を焦がした踊り子のミツが、恋することでより聡明になっていく、その過程が心に残る物語だ。しかし、どう考えても彼女は彼にはもったいなかった!
読了日:04月04日 著者:
シャーロック・ホウムズまだらのひも (岩波少年文庫 (521))の感想『〈ホームズ〉から〈シャーロック〉へ――偶像を作り出した人々の物語』からの派生読書。丁度、 祝 #岩波少年文庫 #創刊70周年 読書会をやっているところだし…と、せっかくなので岩波少年文庫版で読んでみることに。念のためいくつか別訳とも読み比べてみたが、看板通りの完訳版。
読了日:04月06日 著者:コナン・ドイル
中国くいしんぼう辞典の感想「家で食べる」「街角で食べる」「飯店(レストラン)出たベる」と、三つに大別された料理が、1品につき4ページほどにまとめられていて、全部で83品。地域色豊かな料理の数々が、その歴史や小咄や季節の行事などともに語られている、中国発、吃貨(チーフオ・くいしんぼう)エッセイ。こんな時だけれど、こんな時だからこそ、いつか中国に食い倒れ旅に行くことを夢見て、ページをめくる。
読了日:04月08日 著者:崔 岱遠
ギリヤーク昔話の感想先日YouTubeの生中継で受講した沼野充義さんの「最新」講義 「チェーホフとサハリンの美しいニヴフ人――村上春樹、大江健三郎からサンギまで」に触発されて懐かしい本を手に取ってみた。このテキスト、初めにギリヤーク(ニウヴ)語で録音したというから、出版当時はともかく今ならきっと、一つ二つ、ギリヤーク語の音声と紐付けて紹介できるのではないかしら。再版も含めてどこか出版社で検討してくれたら良いのになあ。
読了日:04月12日 著者:中村 チヨ
舌を抜かれる女たちの感想ケンブリッジ大学古典学教授のメアリー・ビアードが、2014年と2017年に大英博物館で行ったイギリスの大手文芸誌『ロンドン・レヴュー・オブ・ブックス』(LRB)主催の講演を元に編集されているだけあって、フェミニズム書評の観点からも興味深く、またまた読みたい本や再読したい本が増えてしまった。
読了日:04月13日 著者:メアリー ビアード
月の光 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)の感想『折りたたみ北京』に続き、ケン・リュウが編んだ中国SFアンソロジー第2弾!『折りたたみ北京』刊行以降、日本でも単行本が刊行された劉慈欣、陳楸帆、郝景芳を含めた14人の作家による16作品に加え、これまたなかなか読み応えのある中国SFをめぐる3つのエッセイが収録されていて、前回よりさらにボリュームアップし、バラエティーにも富んでいる。とりわけお気に入りは、宝樹の「金色昔日」。王侃瑜の「ブレインボックス」もよかったなあ。
読了日:04月15日 著者:劉 慈欣
ポルトガル短篇小説傑作選 (現代ポルトガル文学選集)の感想ポルトガル現代文学の魅力を届けてくれるのは12人の作家と6人の翻訳家。物語の舞台もテーマも様々で、いろんな味が楽しめる珠玉の短篇集。お気に入りの作品を披露し合う読書会も面白そうだ。
読了日:04月20日 著者:
公のことと私のことの感想「食べる」ということは私事なのか?……百合子を読んでいると,そうそうそうなんだよね!とあれこれ共感するところがある一方で,戦後70年以上たってなお,私たちはまだここか!と途方にくれたりも。
読了日:04月22日 著者:宮本 百合子
ドクトル・ジバゴ 1の感想○十年ぶりの再読。入れ替わり立ち替わりいろんな人が登場する上、同じ人物でも呼称がいろいろで、おまけに主題はなに?主役はどこ?と訊ねたくなるぐらいうねうねしている……これぞ、ロシア文学という感じが懐かしいかも。かつては読み飛ばした気がする巻末の注解「人名のシンボリカ」が今読むとなかなか興味深い。
読了日:04月24日 著者:ボリス・パステルナーク,江川 卓,Boris Leonidovich Pasternak
どこか、安心できる場所で:新しいイタリアの文学の感想21世紀イタリア短篇アンソロジー。13人の作家(うち11人が日本初紹介)による15の物語だ。テーマは様々ながら、いずれも社会性のある“正統派”文学という印象をうけた粒ぞろいの作品。それぞれの作品の傾向や作家紹介も含んだ小野正嗣氏により序文も興味深かった。
読了日:04月27日 著者:パオロ・コニェッティ
ドクトル・ジバゴ 2の感想上巻の群像劇から一転,ジバコとラーラの二人に焦点が絞られてからの展開は早いというか,読みやすいというか…。とはいえ(再読で結末を知っているからということもあるのだろうが)なんだかなあ~。あまりにの偶然が重なりすぎて,これって神の采配なのか?……と,ジバコ詩篇を読んだ後もいろいろ釈然としない。作者が一番に描きたかったのはラブロマンスではなかったのだろうけれど…。登場人物達に今ひとつ,ふたつ魅力が無いんだよなあ。女性の描き方もひどいしなあ。やっぱりパステルナーク,ちょっと苦手だ。
読了日:04月27日 著者:ボリス・パステルナーク,江川 卓,Boris Leonidovich Pasternak
ケヴォングの嫁取り―サハリン・ニヴフの物語 (群像社ライブラリー)の感想自然と共に生きるサハリンの先住民族ニヴフの嫁取り物語。ニヴフ版“百年の孤独”といった趣きも。
読了日:04月30日 著者:ウラジーミル・ミハイロヴィチ サンギ
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