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『僕のルーマニア語の授業』

 

すっかりシャッター通りになってしまった古い商店街を歩きながら、
聴くとはなしに聴いていた地元のFM放送から懐かしい曲が流れてきた。

思わず口ずさんでしまうぐらい歌詞もメロディーも覚えているのに、
なぜだかタイトルが思い出せないことに焦りにも似た気持ちを抱きながらも
「あの頃」の思い出にしばし想いをはせる。

その日、帰宅してから
『秋の気配』というその曲のタイトルを確認すると同時に
(そういえば…)と、本棚からこの本を取り出した。

 あの年、秋の空は彼女の瞳に似ていた。
 いや、彼女の瞳の方が秋に似ていた。


こんな書き出して始まる物語。

大学の後輩だった彼女のことを忘れたわけではないが、
度々思い起こしていたわけでもない。
日々の生活で精一杯だったし、
誰彼かと付き合ってもいたから、
思い出に浸る時間はそうなかった。

なぜ今思い出し、
なぜこんなに気になるのだろう。
もし別の季節に再会したならば
彼女の瞳は別の季節を写しているだろうか。

彼は彼女の足跡を追ってみようと思うのだが……。

恋とか愛とか
群れとか孤独とか
夢とか挫折とか
虚勢とか思い込みとか
いろいろあるけれど、
いろいろあったからの今で
いろいろあっての自分なのだと
そしてそれはきっとあなたも同じはず…
そう思っていたけれど……

秋の夜長に思いっきり物語に浸ってみるのもいいのでは、と
この秋お薦めしたい1冊だ。




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