4月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:4046
ナイス数:466
エル・グレコ祭壇画物語の感想
著者がエル・グレコ自身の人生と歴史的背景や宗教観を合わせてグレコの絵を読み解くいうコンセプトの著作。たとえば、この絵に描かれているこの人物は…。あるいは、この絵の作成を依頼したのは…。といった解説はなかなか興味深い。少し残念な点は巻頭に収録された数点の作品以外は、いずれの作品もさほど大きくはない白黒写真で紹介されていること。画集と合わせて読むのもいいかも。もちろん展覧会前後の予習復習ならこれ1冊で十分かと。
読了日:04月30日 著者:西川 和子
平安あや解き草紙 ~その女人達、故あり~ (集英社オレンジ文庫)の感想
いやー。ますます面白くなってきました!続きが楽しみ!!
読了日:04月28日 著者:小田菜摘
随筆集 読むことの風の感想
1冊の本も持たずに、これまで読んだ本のこと、これから出会う本のことを考えながら歩くような旅に出たくなってきた。
読了日:04月27日 著者:アサノ タカオ
夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件 下 (探偵ジェスパーソン&レーン)の感想
これは余談だが、さすが『フェミニズム事典』の著者リサ・タトルの作品だけあって、ありがちなジェンダー設定を回避するべく、いろいろなところに気配りが感じられた。
読了日:04月26日 著者:リサ・タトル
夢遊病者と消えた霊能者の奇妙な事件 上 (探偵ジェスパーソン&レーン)の感想
舞台は心霊ブームに沸くヴィクトリア朝時代の英国。ひとりの女性がロンドン行きの寝台列車に飛び乗るところから物語は始まる。彼女の名はミス・レーン。心霊現象研究協会の依頼で幽霊屋敷を調査中、相棒で親友だと思ってきた人物の不正を見つけてしまう。黙っていれば自分も不正の片棒を担ぐことになる。だが公の場で相手を公然と非難するのは……。急ぎ決断を迫れらた彼女は熟考する間もなく、列車に飛び乗って現場を立ち去ったのだった。仕事も住まいも失った彼女が見つけた就職先がかけだしの探偵ジャスパー・ジェスパーソンの助手だった。
読了日:04月26日 著者:リサ・タトル
後宮の烏 5 (集英社オレンジ文庫)の感想
うわー!なんてこと!続きを早く~!!
読了日:04月24日 著者:白川 紺子,香魚子
貧乏お嬢さまの危ない新婚旅行 (コージーブックス)の感想
前作でようやく結婚した二人。大英帝国の植民地、アフリカ・ケニアの新婚旅行に出かけるという。もっとも新婦は出発の2日前まで全く知らなかったというのだが。シリーズも13作目ともなれば、「キミを驚かせたかったんだ」という夫の言葉をそのまま真に受けるほど、ジョージーも読者もウブではない。いったい今度はどんな仕事を請け負ったのかと、彼を問い詰めたところであれこれとはぐらかしてなかなか口を割らないのもお約束。どうやらこれからも二人の行く手にはいろいろ冒険が待ち受けていそう。結婚がゴールでなくてよかったわ。
読了日:04月24日 著者:リース・ボウエン
〈翻訳〉の文学誌の感想
専門は比較文学で、近現代の日本とロシアの文学的な相互関係について、翻訳や異文化表象の諸問題を中心に研究しているという著者による論文集。〈翻訳〉の定義はかなり広義で、一般的なある言語から別の言語への翻訳だけでなく翻案をも含み、さらには旅行記における「他国の文化を自国に持ち帰り、自国の人々に理解されるように見せるときに働く意識」といったところにまで及ぶ。情報量が多く、とても隅々まで読みこむほどの気力も実力もなかったが、ところどころにツボるポイントがあって、たびたび脱線を余儀なくされる面白さがあった。
読了日:04月23日 著者:溝渕園子
断絶 (エクス・リブリス)の感想
“未知の病「シェン熱」が世界を襲い、感染者はゾンビ化…”という予告を目にして、読まず嫌いを発症しかけたが、訳者が藤井光さんだというので、おそるおそる読んでみたら、これがなんともすごかった。人類がほぼ全滅してしまった後の生き残りをかけたロードノベルでありながら、主人公の中国系アメリカ人女性の回想を通して語られる移民の、親子の物語であり、信仰を問う物語でもあると同時にグローバル経済の元での社会の矛盾をつきつける物語でもあって。読み応えたっぷり。
読了日:04月21日 著者:リン・マー
詩人になりたいわたしXの感想
“ノートのなかにかくれていたのは、それが泣かずにいる唯一の方法だったから。”母との確執、はじめての恋、兄の秘密、ポエトリー部と仲間達との出会い自分を表現することとは…。全篇詩で綴られた物語。読んでいるうちに胸のあたりがかあっと熱くなってきて、だんだん視界がにじんでくる。 この本のこと、この本に書かれた詩のことを、いますぐ誰かと話したいような、高揚した心持ちでありながら、この気持ちの高ぶりをどう伝えたらいいのかわからずとまどいもする。たぶん、書くのがいいのだろう。私もノートを取り出して。
読了日:04月19日 著者:エリザベス・アセヴェド
妄想書評の感想
作家絲山秋子さんによる書評集。ネットでの連載が打ち切りとなったエッセイを、地元の印刷会社さんの協力を得てまとめた自費出版の小冊子なのだそうで、犬が本を読んでいる表紙イラストも絲山秋子さんご自身によるものなのだとか。手ざわりも心地よい著者のサイン入りのお宝本。あれもこれも読みたくなってしまうのだが、残念ながら紹介されている本は皆、架空の物。こういうの好きだなあ。
読了日:04月16日 著者:絲山秋子
猫のユーユー~クプリーン短編選 (群像社ライブラリー)の感想
なんといってもこの装丁!こんな瞳で見上げられたら、思わず手を伸ばしたくなるというものだ。ところがふさふさした毛並みの猫に会いにいく気満々でページをめくると、いきなり登場するのは一歳半になるポインター犬のジャックで、お手伝いさんと一緒に市場に出かけたはいいが、はぐれてしまったあげくなんと誘拐されてしまうのだ。そんなこんなでいまもロシアで読み継がれ子どもたちに愛されているという十三作品を収録した短篇集。優しい気持ちに包まれて、心穏やかになれること請け合いで、就寝前のひとときの読書にもお薦めだ。
読了日:04月13日 著者:クプリーン
アンブレイカブルの感想
特高のクロサキなる人物が鍵となってゆるやかにつながる連作短編。とりわけ私のお薦めは小林多喜二が登場する「雲雀」。
読了日:04月07日 著者:柳 広司
仮面の陰に あるいは女の力 (ルリユール叢書)の感想
恐ろしいより驚いた!?『若草物語』の作者オルコットが、男性作家の名前で執筆したというスリラーは、あの『ジェイン・エア』のオマージュにもなっている面白すぎてやめられない!ロマンティックサスペンス!?
読了日:04月05日 著者:ルイザ・メイ・オルコット
ハウルの動く城 1 魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)
読了日:04月03日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
とにかく、トッポッキ (KーBOOK PASS)の感想
その芸名が太宰治の小説『人間失格』の主人公、大庭“葉蔵”に由来するというアーティスト!?それだけでもう興味津々でいたところ、書評サイト本が好き!を通じていただいた。タイトルそのまま文字通りトッポッキ三昧なのだが、トッポッキの向こうに共に味わう彼氏や友だちや仕事仲間の顔があったり、誰にも気兼ねすることなく一人で味わうときの心持ちであったり、見え隠れす様々なものも。隅々まで味わって、お腹いっぱい!といいたいところだが、トッポッキ食べたさに、やたらとお腹がすいてしまうのだった。
読了日:04月02日 著者:ヨジョ
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