こんにちは、はっしーです。
私、普段は眼科で視能訓練士として患者さんの視機能評価のための検査(視野や眼底も含む)やコンタクトレンズや眼鏡の度数設定などをしています。
詳しくはコチラ、視能訓練士のお仕事
眼鏡の度数決定には、近視・遠視・乱視の度数や遠近両用眼鏡の度数決定などその人の現在の視機能を最大限生活に寄り添った形で使用できるような度数の提案も含めて行うのですが、最近の眼鏡レンズは大変多岐に渡っているため休日を利用して頻繁に眼鏡店様にお邪魔して新商品の案内や体験をさせてもらっています。
今回体験させてもらいましたのは「フィジカルサポートカラーレンズ」です。


人には得意な色味・そうでない色味があり、現代社会におけるデジタルデバイスを含多彩な視的環境には気づかずストレスがかかっています。
そういったストレスを得意な色味を視界に入れて通してみることで脳の処理をサポートしてくれる役割が期待されます。
実際に、色を感じる視細胞にも個人差があり、すべての人が見ているものを同じ色でみているわけではありません。同じ「白」でも「青」でも色として認識していても感じ方が違うわけです。
今回の体験で私の得意な色は「青系」ということがわかりました。
可動域テスト(下記URL参照)をしてみると他の色より腰の踏ん張りが違う気がしました(きっと個人差あり)(笑)
少し難しい話にもなりますが、
KODAK Physical Support Color© | KODAK Lens Japan
製造元のKODAK社のホームページより、引用・参考に以下、フィジカルサポートカラーレンズについて述べていきます。
フィジカルサポートカラーレンズが変える日常生活
現代の生活は、デジタルデバイスの長時間使用や、日常のストレスなど、私たちの身体にさまざまな負荷をかけています。こうした環境で、多くの人が体のバランスや視覚に関する問題を抱えていることは少なくありません。そこで注目されているのが、**フィジカルサポートカラーレンズ(Physical Support Color®)**です。
フィジカルサポートカラーレンズとは?
フィジカルサポートカラーレンズは、カラーレンズを通じて体幹の安定を促進し、生活の質を向上させることを目指した革新的な製品です。株式会社Innochiの技術ライセンスのもとで開発され、KODAKの名を冠するこのレンズは、科学的な研究に基づいて設計されています。特に、色が身体や脳に与える影響に注目しており、日常の様々なシチュエーションで効果を発揮します。
カラーが持つ驚くべき力
1. バランス感覚の向上
フィジカルサポートカラーレンズは、使用者のバランス感覚を改善し、体幹の安定をサポートします。これにより、歩行や日常動作がスムーズになり、特に高齢者のフレイル予防にも役立つと期待されています。フィジカルサポートカラーレンズは、独自の測定方法で個々のバランス感覚に最適な色を選定します。
2. 視覚のコントラストの最適化
見る色が変わると、ものの見え方も変わります。人によっては特定の色が視覚的な快適さを提供し、逆に他の色がストレスを感じさせることがあります。フィジカルサポートカラーレンズは、個々人の視覚に最も適したコントラストを生み出し、視覚的なストレスを軽減します。
3. 生活の質の向上
これらの効果により、フィジカルサポートカラーレンズは日常生活の様々な場面で生活の質を向上させます。例えば、長時間のパソコン作業やスポーツ活動など、視覚やバランスの安定が求められるシチュエーションで役立ちます。
科学に基づくアプローチ
フィジカルサポートカラーレンズの背後には、東北大学大学院医工学研究科の永富良一教授による研究があります。この研究は、色がどのようにバランス機能に影響を与えるかを探求し、個々の最適なカラーを特定する方法を確立しました。永富教授は、ヨーロッパスポーツ科学会議(ECSS)で、個人に最適な色が存在し、それがバランス感覚に影響を与えることを発表しています。
カラーレンズの選択プロセス
フィジカルサポートカラーレンズの選定プロセスは、単に色を選ぶだけではありません。各個人の視覚的およびバランスのニーズに応じて、適切なカラーを特定し、それを調整していくことで、最適な効果を引き出します。これにより、個々の違いに対応したカスタマイズされたサポートが提供されます。
まとめ
フィジカルサポートカラーレンズは、色の力を利用して身体と視覚の安定をサポートする先進的な技術です。個々のニーズに合わせたカラー選定により、日常生活の質を向上させ、視覚やバランスの問題を解決することが期待されています。KODAKのフィジカルサポートカラーレンズは、生活を豊かにし、より快適に過ごすための新しい選択肢として、注目すべき製品です。
参考: [Kodak Lens Japan - Physical Support Color®](https://kodaklens.jp/psc/kodak-physical-support-color/)
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このブログ記事は、フィジカルサポートカラーレンズがどのようにして生活を豊かにするか、その技術的背景と実際の効果について詳しく説明しました。興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトを訪れて、詳細な情報をご確認ください。
眼科の中でよく「まぶしさ」を訴えられる方がおられます。
そういった方には色付きのレンズや特定の光波長のみをカットする遮光眼鏡を処方することがありますがこのレンズはそういったまぶしさも抑えてくれるのではないかと期待しています。
適応となるのは高齢者だけでなく成人、ある程度の年齢の小児(幼すぎる場合は視覚の感受性期という大事な時期であるため適応外と考えます)、発達障害(の中には強いまぶしさ(羞明感)を感じている視覚過敏の方もおられます)などが対象になってくるのかなと考えを馳せていました。
また動画で選定方法を紹介しているお店もありましたので以下にリンクを貼ります。
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