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介護の入り口のそのちょっと手前

 週末、実家の母と同居の自分のきょうだいたちがそろって家にいないということで助っ人に行くことになりました。加えて義両親の病院の付き添いもスケジュールに割り込んできて普通の私なら自分では絶対しない活動予定になってしまいました。激しめの肩こりを実感しながら書いてます。(休めよww)多分、脳と体の回復に数日かかると思われますが、自分の家に帰ったら旦那さんが「おなかの調子が悪くってさぁ…」って。頼むから自己管理をしておくれ大人なんだから!

 

 二人の母のそれぞれの不調

 体は動かないけど話は速い母

 実の母はすでに脳梗塞脳出血を繰り返して片麻痺になっています。介護認定もついてベッド生活、ポータブルトイレ、外出は車いすという状態です。訪問入浴、訪問リハビリ、ヘルパーさんの利用で新らしい生活スタイルは定着し機嫌よく自分の部屋とリビング間を歩行器をつかって行ったり来たりする日々。久しぶりに3日間のほとんどの時間を二人で過ごしましたが「ボケてるな」とはあまり思わず「答えにたどりつくのにものすごい時間がかかるのね」という印象です。もちろん「同じ話をまたしてる…」って時は多いのですが、去年の話、先週の話などまだまだできてるしこっちの質問に答えて教えてくれる情報もだいたいあってるのです。もともとの性格が”はいといいえ”で答えることが好きで今もそれができるのでいろんなことがスピーディーで助かります。「何飲む?お茶?ジュース?それともコーヒー?」みたいな選択もすぐ決められます。動作の一つ一つが大変だろうに「運動やから」と積極的に単純行動ですが室内を動いておられます。

 体はまだ動くけれど話は動かない義理の母

 一方、義理のお母さんは現在絶賛骨折中です。でも背中が急激に曲がってしまったのと、ご飯をあまり食べなくなってやせてしまったものの「イタイ、イタイ」と言いながら階段で2階に上がったり、台所に立つ、トイレに自分で行く、布団で寝るを続けていますので、この状態では「介護認定はつかないだろう」と想定されています。

実は初めて知ったんですが介護認定って地域性が出るみたいですね。もっと田舎の他県に住む実の妹さんは見た目お元気そうで、少々認知症ぽいところがあるものの麻痺などはなく自分で歩けてトイレにも行ける。会話も少し説明が必要な時もあるけど意思疎通はできるし、ご飯をおいしく食べれているのですが、その県の住んでいる地域では介護認定されていて、たまたまその妹さんに会うタイミングがあったこちらの地域包括センターのスタッフさんが「信じられない!こっちだとこの方のような状況では介護認定されないですよ?」とおっしゃいました。これにはびっくり。つまり人口密度によって高齢者の数・ヘルパーや施設の数のバランスがまったく違うので受けられるサービスの判定基準が異なるという事になるのです。

 整形外科もおかしくて、この年齢で背中と足の痛みを訴えていたら私のような素人でもネットで調べれば<圧迫骨折・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛>ってワードが簡単に出てきてレントゲンとMRIのどっちかでわかるやん?って感じなのに最初に行った中型のクリニックでは全然お見立てしてくれず、紹介状も書いてはくれない。市内の大きな病院はどこも「紹介状無しは一切受け付けない」としてるのにその市内の小さな病院が紹介状を書かないのです。こちらから申し出て初めて「書きたい?書きたいんだったら追加で7,000円」ですって。何それ?そうやって自分からは発信できないぼーっとした高齢者を切り捨ててるの?って思いました。おかげで義母の場合、骨折から本当の意味ある診断までたどりつくのに5か月もかかったことになるんです。これも高齢者が多すぎるからなのでしょうか?だったらこの先この街にいて大丈夫?ってなりますよね。

 お義母さんは体の不具合は治療中なのですが、それより困ることが別にあります。それが<文章・会話の理解力の低下>で、優柔不断、不安症なことが重なって物事が前に進まない進まない…。周囲は怒ったり、急かしたりせずにサポートするのが大変です。どこのどんな病院に行くのかもややこしいことになり、誰かに決めてほしいと思いつつ実は自分にも願望がある、でもうまく言えなくて察してほしい。うまく言えないからカンニングペーパーを書いてくれないとお医者さんと話せない。という状況です。

電話も大変。先日、外出時にかかってきた電話。用件は「今度行くA病院に気になる質問があるんだけれど、自分はしたくないからあなたに電話で聞いてほしい。今日はもう電話かけれる診療時間があと30分で終わってしまう。」だったらしいのですが、そこにたどり着くまでが長いんです。

「A病院とB病院で悩んでて…夫はこう言ってくれているんだけど…自分はこう思っていて…こんな意見もあったりしてね…だったらこんな風な感じかな?とは思うんだけど」

みたいな話が延々続いた最後にやっと先ほどの<今日の用件>が登場するのです。私は買い物した冷凍食品や生鮮食品のいっぱい入ったバッグを両手に聞いていましたが結論が出てきたときにはびっくりです。

「え?それが用件ですか?(お~い!もう10分ロスやん⁈)お義母さん!それなら私は今、外なのでとりあえず大急ぎで家に戻りたいです!あと20分しかないじゃないですか!電話切りますよ?」と、ダッシュで家に戻ったのです。まずは冷蔵庫に入れるものを突っ込んで大したことではない電話をするために汗だくで…。

 

相手が望む”快適”をどこまで提供できる?

 これまではこんな感じの電話や話を全部一番遠い所に住む姪っ子にしていたお義母さん。最近になって近くに住む息子の実子たちが重い腰を上げて関心を払う方向に舵を取りましたが結局動けるのは専業主婦の嫁たちです。この週末、目の前の実の母の世話と実家の普段できていない家事をかたっぱしから片付ける合間に何度も電話をかけてくる義母の相手もしていたら正直「これは何年もできることじゃあないよ」と思いました。でも実際はもっとハードな状況の方もたくさんいるはず。みんなえらいなぁ。私なんてまだきっと序の口なんだ。

 今は取り急ぎお義母さんの代わりに何をどんな風に先生に伝えるかのカンニングペーパーを作って、それでお義母さん自身に病院の付き添いがなしでも頑張ってほしいんだけど、これが本当に認知症ならヘルパーさんを付けてほしいな。でもヘルパーさんは病院内まで付き合ってくれないし、息子に言わせれば「お母さんのそれは何十年前から変わってないあの人の性格」なんですって。だったら努力してくれないと甘えが加速してしまうんだけどな。

「ああ、今は全部快適だわ~嫁や子供たちが全部望みを聞いてくれる♪」

ってお義母さんが言う時、周囲はどこまで快適なんでしょう。

 




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