
我が家、築50年の木造住宅。冬の寒さがこたえまして前から気になっていた窓の断熱李ドームをしようって話になりました。
こういうのって国の補助金があるらしいとはわかっていたのですが詳しくはわからず、実際見積もりを取った際に2024年は<先進的窓リノベ事業>というものがあるというのが判明しました。今回は見積もり~契約までの話。
窓リフォームの見積りから契約まで
■工務店選び
我が家の近所にはリフォーム会社はそんなに多くありません。実家は大阪のもっと人の多い街だったので選ぶのが大変なくらいありましたが大違いです。多分、片田舎で昔ながらの工務店があり、みなさんごひいきの近所の工務店・大工さんが知り合いだったりしてそこに頼まれるんだろうなって印象です。うちも引っ越してから知り合ったいろんな職人さんがいるにはいるのですが、私は知り合いに頼むと”断りづらい・クレーム入れづらい”ってなるのが嫌であまりそこに頼るのは気が進みません。相見積もりすらしにくくないですか?なので、とりあえず一番最寄りのリフォーム店の看板が出ている小さな会社と、以前外壁塗装をお願いした(この時はポストにチラシが入ってた)工務店にお願いすることになりました。やっぱり家に近いというポイントは必須です。何かあっても来てもらうのに時間とお金を取られるのはもったいないので。
ちなみにこの度は窓の他に、和室のクローゼットにも手を入れてほしいと思っていました。これは全く私の希望なのですが、昔ながらの一階の和室って、客用のお布団が入るように大きめの押入れと床の間ってセットになってるんですよね。でも、客間としては使わないので今回半分のサイズに縮小してもらい、その分部屋を広くしたいと思いました。なので、見積もりは押入れ工事+窓リフォームなのですが…見積もり段階から悪戦苦闘です。
最初に1件目のお店に伺ったのが4月初め。そして見積もりができたのが5月10日あたり。ちょっと、びっくりでした。窓を扱うメーカーに金額を出してもらわないといけないのでどこがどうなってその遅さなのかわからないんですけど、自分たちのこれまでの経験上こんなに遅いのは初めてでした。でも、思い出したんですよね。そういえば、実家の大阪の別の街にいたときにお友達だったご夫婦が、滋賀県のすごくのどかなところに引っ越された時、古い立派な一軒家を購入して引っ越す前に完成するようなスケジュールで内装をかなりリフォームされたのですが、引っ越し当日まで全く終わっていなくて台所がすぐ使えずびっくりしたことがあります。都会から田舎に引っ越す方は注意してください!田舎の工務店は
遅いです!
偏見かもしれないけど今のところ事実です(笑)。メールで「お待たせしてすみません」は一回だけ来たけどさぁ~、ほったらかしやん。これは2社ともそうだった。こっちからつつかないと焦ってくれないのかな?それとも田舎あるあるなのでしょうか?競合が少なく、知り合いや親せきの大工さんで完結するからというのと、田舎ならではのゆっくりペースってのと両方あるかもしれません。ちょっとモヤモヤしましたがそれまで”せっかち”な風土で暮らしていたのかもしれないし、と思うことにしています。まあ担当者も「申し訳ございません!」と平謝りだったのでちょっと想定より遅かったのは自覚しておられるみたい。
そんな感じだったので当初は1社で見積もって想定の値段よりそんなに予想から外れてなければ相見積もりなくてもいいかと思っていたのですが、時間がかかりすぎたのでもう1社に連絡を取ったわけです。そしたらそちらもそこそこ遅くってね~(笑)。先に押し入れ内装工事分だけでも出してくれたので良かったのですが結果が非常に悩ましいものとなりました。1社目をA社、2社目をB社として比較してまとめてみます。
■対応の差
初期対応の社長さんはどちらも良心的に感じました。不必要な要らないリフォームまで勧めることもなく、効果があるものだけを教えてくれた印象です。1件目のエピソードはこちらで
そのあとの現地調査に違いが出てきました。
A社 1回目ー営業担当者が来て希望内容の聞き取り
2回目ー窓の職人さん2人と一緒に再訪、採寸と提案。ここで補助金の審査を通すため、意外と細かいことに気を付けないといけないことが職人さんの会話からよくわかりました。窓にもいろいろな形があり「ここはこのタイプのを入れるとこんな工事が必要な特殊な窓です。」とか「できあがりがこの辺まで影響します。」とか教えてくださったのが良かったです。
B社 1回目ー以前外壁塗装していただいたのですぐに社長さんが訪問。
要望の聞き取りと採寸を一気に済ませる。社長さん自身が大工さんのため、押入れのリフォームに関してはこちらが詳細。押入れの幅はそのままで浅くするか、半間減らすか悩んでいると伝えたら「昔ながらの衣装ケースは押入れに合わせてあるから万が一そういうのを入れたくなった時、浅くしてたら後悔しますよ。半間にする方がいいと思います。」と提案してくださいました。そのほか現状きれいに貼ってあるクロスを触ることになるかどうかとか、柱は取れるのか取れないのかも天井裏までちゃんと見て代替案を出してくださいました。逆に窓は業者さんが一緒ではなかったのであまり詳しく煮詰まらず。
■費用の差
どちらも1か月以上待って出てきた見積もりにも差が!なんと”ねじれ現象”が起きてしまいました。それぞれの見積もり金額の差は結構大きいんです。
【窓リフォーム(内窓工法※)】
掃き出し窓サイズ×2+腰高窓サイズ×2 計4か所(一階のみ)
A社 516,000円
B社 641,000円 差額125,000円 A社の方が安い
※内窓工法はもっとも安く簡単な方法です、既存の窓の内側にもう一枚付けます。今ある窓の木枠の幅により、そこを利用して取り付けられる場合と、枠を新たに作る必要があって、その分部屋の広さに干渉する場合があります。その他、カバー工法という今ある窓枠を樹脂サッシで覆ってしまう方法 や 窓ガラスのみ交換があります。補助金が出るのは一定の水準を満たさないといけないので好きなようにできるとは限りません。
【押入れリフォーム】
A社 530,000円
B社 460,000円 差額70,000円 B社の方が安い
さて、困りました。どちらも信頼できる十分な説明を受けている方の工事が安いのです。もうちょっと小さい差ならどちらかに全部お願いしたのですが結局我が家は分離発注することにしました。
本来はリフォームの分離発注はあまり勧められていません。例えば、キッチンはA社、お風呂はB社としてしまうと共通して触る箇所(水道管、ガス管など)で何かトラブルがあった場合、責任の追及相手があやふやになるからです。廃材処理費なんかも分けてカウントされて損になるというのもあります。そして現場のスケジュールを素人では組めないというのも大きい理由だそうです。でも、今回、我が家の依頼したリフォーム内容は入る業者がまったく違うのと、窓は発注から1か月かかり、工事は半日~数日で終了するのに対し、押入れは準備期間はほぼなく、工期は1週間くらいとまったく別で見積もりも出されていたのでそうすることにしました。もちろん、すでに2社ともに分離発注の可能性を先に打診してあり、快くお返事していただいていたのでOK。なんせB社の大工さん社長は「この柱は取ったらダメな柱なので移動して補強しましょう。」と言った箇所をA社は「この柱、取れますよ?」って言うんですもの。ちょっと怖いでしょ?(笑)大きなお金が動くんですからここは怖いことはしたくない!
そして、窓に関しては1か所だけ見た目スッキリにして、猫が今まで通り窓枠から外を眺められるようにしておきたかったところがあるのでカバー工法にしていただいたのですが、最初からこの要望を聞き入れて下さっていたのはA社で、なぜかB社はカバー工法を考慮してくれなかったのでこの点はA社に軍配が。ということで価格はカバー工法が結構高価なのでA社で税込み766,000円となりました。
■先進的窓リノベ事業補助金
肝心な補助金はサイズによって決まっており、うちの場合は
内窓工法分(小1、大2)小29,000円、大68,000円×2
カバー工法分 74,000×小1 で 計239,000円
が後で返ってくることになっているので窓リフォーム費用は実質527,000円になる予定です。
こうしてリフォームのために腰を上げてから2か月越しにやっとこさ物事が動き出しました。
はぁ~盛夏に間に合うかな~。
追記していきます。