「潜在意識」という言葉を初めて意識したのは、ネットでたまたま見かけた心理学の記事でした。「人間の行動の9割は潜在意識に支配されている」という一文にハッとさせられたのを覚えています。それ以来、なんとなく気分が沈む時や無気力な日が続くたびに、「これは自分の意思ではなく、潜在意識の仕業ではないか?」と考えるようになりました。
実際、最近の日々の中で、自分の中にある“無意識の習慣”や“心のクセ”が浮き彫りになってきた気がします。たとえば、やることがなくなると、なぜか罪悪感に似た感情に襲われたり、何か始めようとするたびに「どうせ続かない」と諦めてしまうのも、その裏に「無価値感」や「過去の失敗体験」がこびりついているからなのかもしれません。
そういった無意識の思い込みを掘り起こすために、最近ではジャーナリング(思考の書き出し)を始めました。最初は意味があるのか疑っていましたが、書いているうちに「自分が何を恐れているのか」「本当は何を望んでいるのか」が少しずつ見えてくるようになりました。驚いたのは、普段の自分では思いつかないような言葉や記憶がふと出てくること。まさに、潜在意識が少しずつ表層に浮かび上がってきている感覚です。
ただ、潜在意識と向き合うことは決して楽な作業ではありません。なぜなら、自分が見たくない「本音」や「傷」もそこには含まれているからです。でも、それらを見て見ぬふりをしてきたからこそ、同じパターンを何度も繰り返してしまっていたのかもしれません。
最近感じているのは、潜在意識は“敵”ではなく“味方”になり得る存在だということです。正しく向き合えば、そこには本当の欲求や、まだ気づいていない可能性が眠っている。表面的な「やる気」や「目標」ではなく、もっと深いところから動機が湧いてくる。そんな力強さを、潜在意識は秘めているのだと思います。
今の自分はまだ途中の段階です。無気力な日もあるし、自己否定に囚われる瞬間もある。でも、潜在意識という“心の奥の声”を意識するようになってから、「これでいい」と思える瞬間が少しずつ増えてきました。
これからもジャーナリングを通じて、潜在意識との対話を続けていきたいと思います。もし今、心がモヤモヤしていたり、繰り返し同じ悩みにぶつかっている人がいたら、ぜひ一度、自分の内側と静かに向き合ってみてください。そこには、きっと何かしらのヒントが隠れているはずです。