
(2021年1月18日アルツハイマー型認知症の診断から約13年11ヶ月)
*親の介護と孫サポート
4月の第一週目と第二週目の平日に、ジジはショートステイに行きました。
それぞれ、日曜日から金曜日の5泊、月曜日から金曜日4泊なので、ちょっと長丁場でした。
「去年と比較しても認知機能や記憶力はかなり落ちているから、大丈夫かな…。」
オネコさんも心配していましたが,仕方がない。
数日前からB5くらいの紙にその旨を書いて、テーブルの上に置いたけど、ジジはすぐにお忘れになります。
「どうしていかなきゃいけないんだ?一人で留守番していられるよ。」
ジジからは何度も聞かれるのでその都度、オネコさんも私も書いてある内容を大きな声で説明をしました。
「オネコさんが娘の家に手伝いに行くからよ。お父さんが家に居ても食事を出してあげられないから、ショートステイに泊まりに行ってください。そうすれば、ご飯もおやつも食べられます。お風呂にも入れます。」
「はい,わかりました。」
直後には良いお返事ですが、この会話は何度も繰り返されました。
実はオネコさんの娘(私の姪)が産休明けて4月から職場復帰しました。それで1歳半の子を保育園に通わせ始めるのですが、保育園の最初の2週間は「慣らし保育」があり、預け時間が短いのです。オネコの娘夫婦は共に教員ですから、4月は大忙しです。それで、オネコが娘夫婦の家に泊まり「慣らし保育園」の送り迎えを担当しました。
(↓)この夏に生まれたオネコさんの孫です。
(働く娘夫婦のために出来ることはやってあげたい。)
アラカン世代には度々起きる「親の介護と孫サポート問題」ですが、オネコと私の姉妹は「孫サポート」を優先することにしています。
そして、ジジのサポートの方は、お互いの役割分担を肩代わりすると心身共に息切れしますから、お金がかかっても(ジジのお金ですが)ショートステイを利用しようと決めています。
*持ち物注意
ショートステイは貴重品の持ち込みは禁止されています。
しかし、ジジは以前も現在も、お金を持って行きたがります。
「お金がないのでは、お話にならない❗️」
いえいえ、ジジの利用するショートステイでは、現金を使う場面はありませんよ。
ジジの精神安定のため、今回はフル充電のスマホ(ジジには時計)だけは持たせました。でも、充電ケーブルは決して持ち物に入れませんでした。ここが肝心です。
そして、ジジが短歌を記す大学ノートの表紙に、帰宅の日時を書いたメモを貼っておきました。しかし、ジジはこれは見なかったのか,剥がして捨てたのか?全く役には立たなかったようです。
*電話の嵐
今回のショートステイ期間、ジジからの電話の回数が以前よりかなり多かった…。
普段、家ではジジにとってスマホは時計代わりです。電話という認識がない時もあります。
しかし、あら不思議❗️
どうしてもジジが掛けたい時は、ここぞとばかり,通話履歴からオネコさんと私には電話ができてしまいます。(^◇^;)
これまでも,ショートステイ期間中に1回2回は掛かってきましたが、今回はその頻度が凄まじかった❗️
朝の5時過ぎから、
「あのチャーコさん?今ホテルに居るんだけど、家に帰ろうと思うんだけど,タクシー代が一銭もないんだよ、それで,お金を持ってきて欲しいんだけど…」
(ええ…私,まだ眠っていたのに。)
「チャーコさん、聞いてる?」
「いいえ、明け方なので、まだ眠っています。」
ジジはお金がどうのと言っていましたが、その時、私は無慈悲に通話を切りました。
しかし、その日は6回電話があり、私が出られたのはそのうち3回ですが、ほぼ内容は同じでした。私は風邪で体調がイマイチだったので、心底草臥れました。
一方オネコさんの方も同様かそれ以上だったようです。オネコから私へのLINEでは
「昨日から鬼電状態…。」
日に12回も掛けてきて、内容はお金の事で、ほぼ同じ。
「私が電話に出られた時は、こんこんとお金が一銭もないと訴えられたわ。
『今日は出先で困った』と怒られたよ。『たまたまホテルの支配人に会ったから連れて来てもらえたが』とか言っていたわ。」
ちなみにショートステイ期間中は外出しません。そして,足弱のジジは一人では出歩くことは不可能なので,全てジジの妄想です。
「チャーコさんにお金を取られた❗️」とも言っていたとか…。
ジジよ。妄想が激しすぎる。(^◇^;)
*無いほうがいいのかも
しかし、この鬼電状態も、最初の2日間だけでした。
ちょっと気の毒ですが、スマホの充電が切れて仕舞えば、もうジジは電話がかけられません。
本当に大事なことや緊急の場合は、ショートステイの施設が直接電話をしてきます。
実際、今回もジジが「トイレで転んだけど怪我はなかった」という報告の電話連絡があったくらいですから。
充電が切れて,電話ができなくなっても、施設で暴れるとか癇癪起こしてスタッフさんを困らせることはなかったようです。(そんな報告はなかったからです。)
使えなくなったら、ジジにとって、スマホは無かった事になるのでしょう。
良くも悪くも、忘れてしまうのですから。
そう考えると、スマホを持っていかせない方が、ジジにとっても精神衛生上良かったのかも知れません。
次回からは、スマホは持たせない。
そうしようかな…。どうしようかな。まだ考え中です。(๑˃̵ᴗ˂̵)
ジジが帰宅して直ぐに、荷物を片付けながら忘れ物がないかどうかチェックしました。すると、お薬手帳と塗り薬や目薬の残りを入れたジップロックの袋が見当たりませんでした。直ぐにショートステイの施設に電話をしたら、スタッフさんが入れ忘れたとのことです。やはり戻り次第直ぐに荷物確認をして良かったと思います。郵送でも良かったのですが、スタッフさんが車で届けてくれました。ありがたいです。m(_ _)m
*本日アップの貼り絵
2021年1月18日制作の貼り絵です。
私がいない時におママ一人で取り組みました。それで制作途中写真も動画もありません。使用したと思われる『お題パック』もありませんでした。
おそらく,おママは小さな切れ端を集めた箱から見つけたピースを並べてハガキに貼ったのでしょう。当時の私の目にはあまりにも単純だと思いブログに掲載しませんでした。
でも、今,見返してみると、おママなりに黄色系統の色彩でまとめながら、手鞠の落ち着いた青や緑をアクセントにしたのだと思います。
当時のおママは既に認知症歴13年。それでもおママなりに考えた作品です。
(↓)使用した紙です。
元はカレンダーの絵でした。モイーズ・キスリングの『花瓶のミモザ』

(↓)小津和紙で購入した2種類の友禅紙です。

(↓)おママの好んだ手鞠模様です。

(↓)関連作品です。
おママの貼り絵を見てくださり,ありがとう御座います。