嫌われ者になる覚悟はあるか?
自分の思った通りのことを本気で実現しようと思ったら、
多少なりとも犠牲を払う必要性がある。
金やら命やら、
犠牲の大小は様々だけど、
一番多いのは人間関係だと思う。
長い時間をかけて積み重ねて来た人間関係も、
目の前で一瞬にして崩れ去ってしまう。
そんな脆い関係と言ってしまえばそれまでだけど、
なんだかんだ生きていく上で重要であることに変わりわない。
君は今のその関係を失ってまで、
やりたいことをやり通したいと思うか?
過去と決別する覚悟はあるか?
嫌われ者になる覚悟はあるか?
私はその覚悟が持てなくて、
今まで様々な問題を見逃してきた。
別にその覚悟を持つくらいなら、
その問題を見逃した方が楽に生きられることも知っていたし、
その問題を見逃したところで、
自分の人生にそれほど大した傷がつくわけでもないことも知っていた。
見逃し三振、
バッターアウト。
たかが1アウト。
しかし、
時には見逃せない問題もある。
ここで見逃せば、
バッターアウト。
ゲームセット。
それはよくない。
たかが1アウト。
されど1アウト。
ピッチャーは直球全力真っ向勝負。
9回裏2アウト。
ランナーを一塁に置いて、
点差は1点差。
一打サヨナラの大チャンス。
ここでどうしてバットを振らずにいられるか。
ここで振らねば試合は終わり。
「相手が悪かったね」と慰められて、
なにごともなく世界は回る。
振って当たったら明朝の一面は確実。
相手のファンから恨まれようと、
そんなの知ったこっちゃない。
投げたのは君。
打ったのは僕。
ただそれだけの話じゃないか。
外野は黙って応援でもしておけばいい。
甲子園は明日がいよいよ準々決勝。
残り3日。
正念場だ。