さっきまでそんな気配は1ミリもしなかったのに、
目的地直前で唐突に土砂降り。
あと5分くらい我慢してくれればいいものの、
雨は降るのを待ってくれない。
慌てて走って庇の下へ。
濡れたズボンが足にまとわりついてくる。
湿ったパーカーがずっしりと重く感じる。
まくっていた腕についた水滴は生暖かくて、
ちょっと気持ちいい。
靴とメガネさえ濡れなければ雨は楽しいのにな。
滴る水のリズムを無視して、
2拍子で走る。
大学に所属して早2年目に突入し、
ついに後輩というものができた。
実はちょっと嬉しい。
僕が知っている限り今年の後輩はみんないい子で、
人見知りの僕としては大変安心している。
口下手だから話しづらいかもしれないけど、
今すぐじゃなくていいから、
少しずつ仲良くしてくれるといいなぁと思う。
中高とあまり縦社会じゃない団体に所属してきたので、
先輩とか後輩とかそういうのをあまり気にしてない気がする。
いやまぁ年上とか年下とかそういう概念はさすがに持ち合わせているけど、
たかが年齢が1つ違うだとか、
生まれたのが数ヶ月違ったくらいで、
なんかそんな威張り倒したりするのも違う気がするし、
別に年上を敬ってないわけでもないし。
自分が知らない1年分を生きてるって意味では年上は尊敬すべき存在だけど、
その尊敬の念を言葉の端々全てにまで表現する必要ってないんじゃないかってずっと思っていて、
普通に生活してて出る態度とか言葉の根底には尊敬の念が流れているし、
全部じゃなくても大事な時とかにさらっとその意が込められてたらそれで十分な気がして、
そんなにいちいち気にしてるのってすごいあほらしい気がするんだよな。
だから別に僕は年下でも仲良くなったら(これは重要)タメで話されても嫌な気はしないし、
むしろそんなに仲良くしてくれてありがたいと思うまである。
でもこう思ってる人って思ったより少なくて、
義務教育に伴う小さな社会と呼ばれる集団生活の中で、
当たり前のように敬語を常に使うことを求められて、
それが暗黙のルールみたいになってるせいで、
こういう考えを理解されないことが多い。
まぁそういう人には黙って敬語使わなきゃいけないんだけど。
めんどくさいなぁ。
自分勝手ですねごめんなさい。
早く後輩とタメで話せるようになりたいなぁ。