どこで聞いたか忘れましたが「水道管は複雑になればなるほど壊しやすい」という言葉があります。なるほど、確かに壊れた個所を特定するのも修理するのも難しそうです。
うちの職場では何かミスやトラブルが起こるたびにこれが発生します。つまりミスを無くそう、トラブルを無くそう、どうしたらいいか。そうだチェック体制を厳しくして複数の人の目を入れて書類の保管体制を厳しくして添付書類や報告書類を追加しよう。そうすればミスは無くなる、と。
今まで書類一発で終わっていたものが何人もの人の手を渡り添付する書類が増え保管場所が複雑になっていきます。一見綿密に仕事をしているように見えて、ミスが起こる個所を増やしているだけということもあります。
だから社内サーバーのフォルダが迷宮みたいになってどこに何があるか分からなくなったり、ペーパーレスと言いながらペーパーが増えたり、中身もろくに見ない決裁が増えたりするわけです。
そして責任の所在も不明確になります。実働部隊の裁量も無くなっていきます。事を進めるのに時間がかかります。
これDX化しても根本が変わらなければ同じです。そもそもの話ですから。
人である以上ミスやトラブルは起こるものですし対策は必要ですが、それ以前の問題のような気もします。本末転倒と言うか。