何かにチャレンジした時、「何となく上手くいった感じはあるけれど、手応えがない」と思うことはないでしょうか。
それは、一足飛びに結果だけを求めてしまったことが要因である場合が少なくありません。
成功や良い結果は、待っていても向こうから訪れることはありません。
一回の成功だけで人生が安泰することも、まずありません。
どうやったら良いか、お手本や先例がないこともしばしばです。
それでも、自分から、そして今できる現実的なことから始めていく必要があるのです。
- 1. 小さな成功を積み上げるという考え方
- 2. 成功体験が作れない時は、サイクルを回す
- 3. 「自分の物差し」で生きるために必要なこと
- 4. 未来の自分を信頼する
- 5. 「このままで良いのか」と思った時
- まとめ
1. 小さな成功を積み上げるという考え方
高い目標を掲げて努力している人は多いと思います。
しかし、その目標を構成する小さな目標や経過点を、どのように扱っているでしょうか。
大きな獲物だけを狙うのではなく、そこに含まれる小さな要素にも目を向けてみる。
それらを設定し、達成し、「できた」という感覚を味わうことが大切です。
例えて言えば、
「1個100点の目標を達成したら成功」ではなく
「5点や10点の目標を積み重ねて合計100点にする」
という考え方です。
その5点や10点の目標は、今の自分にとって「少し難しい」くらいがちょうどよいでしょう。
無理なく、しかし確実に前に進める設定です。
もし今、「上手くいっている」という手応えが感じられていないなら、まずは確実にできることや、少し背伸びすれば届くことを目標にしてみてください。
成功体験は、積み上げておいて損になるものではありません。
2. 成功体験が作れない時は、サイクルを回す
一方で、「小さな目標すら設定できない未知の分野」に挑戦することもあるでしょう。
その場合、無理に成功体験を作ろうとしなくても構いません。
優先するとしたら、次のサイクルを回すことです。
・インプット
・アウトプット
・フィードバック
目標で例えるなら、目標を立て、実際に取り組み、「どのくらいできたか」「何を改善できるか」を考えるということです。
上手くいかなければ、
・どうすればよいのか
・何が足りなかったのか
・どこを修正すればよいのか
・どこが良くなったか
を明らかにし、それに基づいて次に活かします。
達成できなかったとしても、フィードバックを積み上げれば自己成長には確実につながります。
継続していくことで、目標の達成にも近づいていくことでしょう。
ただ、もし何も振り返らずに終わってしまうと、同じ失敗を繰り返してしまうことになります。
フィードバックは、重ねるほど失敗確率を減らし、成功確率を高めてくれます。
3. 「自分の物差し」で生きるために必要なこと
一度きりの人生、自分の物差しで判断して生きたいと思うのは自然なことです。
それは「自分のやりたいことをやる」ということでもあります。
他人からすれば「好き勝手に生きている」と見えるかもしれませんが、その生き方の裏側には相応の努力や経験、スキルアップが必要です。
少なくとも、目的や方向性を持ち、自分の未来に対する計画を立て、自分を信じて進めていく、ということです。
自分の意思を貫いて、やりたいように生きるには、自分を磨き続ける必要があります。
ここでもやはり、インプット・アウトプット・フィードバックの積み重ねが土台になります。
今の自分には足りないと感じるなら、少し上のレベルに挑戦してみることです。
そうやって経験値を積み、力をつけていくことで、他人や組織に迎合しなくても生きていける力が育っていきます。
主導権を持ち、責任を持ち、他人に不要な迷惑をかけないだけの力を身につけること。
さらに言えば、周囲の人を上回る技術や能力になるまで自分を磨くことです。
「自分らしく生きる」というのは簡単ではありません。
けれど、半年後、一年後、数年後の自分は、今よりも確実に前に進んでいるはずです。
他人から色々言われても気にしないで生きられるようになって、そこで初めて「自力で生きている」と言えるのです。
4. 未来の自分を信頼する
未来の自分がどうなっているかは、誰にも分かりません。
それでも、その未来の自分を信頼しなければ、努力も継続もできません。
他人から信頼されるのは大変です。
しかし、自分で自分を信頼することは、今この瞬間からできます。
「無理だ」「ダメだ」と思えば、そこで止まってしまいます。
自分のことを自分で信頼できないのに、他人があなたを信頼するということは起こりません。
だからまずは、自分から自分を信頼すること。
そうして自分を磨き続けていって初めて、「自分らしく生きる」、「自分の物差しで生きる」ということができるようになります。
未来の自分は成長していると信じて、今日できることを一つ積み重ねるのです。
5. 「このままで良いのか」と思った時
「このままで良いのか」と思えるのは、普段から自分と向き合っている証でもあります。
結論としては、「このままで良い」のです。
ただし、インプット・アウトプット・フィードバックを怠らないことが大切です。
サイクルを一巡させるだけで、自己成長としては一段階上がります。
その段差は小さいかもしれませんが、確実に階段を上っています。
その回数が多ければ多いほど、少しずつ着実に進めていくことができます。
確かに、成長はすぐには実感できないかもしれません。
しかも、「今のままで良いのか」と悩むことは誰にでもあります。
さらに、今の実力で考えたところで、それが正しいやり方かどうか分からないこともあります。
しかし、ある程度進んだ後に振り返ると、「あの時、何であんなことで悩んでいたのだろう」と思えることもあります。
山を少し登っただけで視界が開けるように、人生も少し上のステージに立てば見え方が変わるのです。
今分からないことは、そのままでも構いません。
「このままで良い」と、今の自分を一旦受け入れ、前を向きなおすことが大切なのです。
まずはサイクルを何巡か回してみることです。
どこかの時点で、道が開ける瞬間が訪れます。
まとめ
自己成長のためには、インプット、アウトプット、フィードバックのサイクルを回すことです。
これを土台に、前向きに学びや経験を重ね、自らを磨いていく必要があります。
・大きな目標だけでなく、小さな成功を積み上げる
・未知の分野では、成功体験よりもサイクルを回すことを優先する
・自分の物差しで生きるには、地道な自己成長が土台になる
・未来の自分を信頼することは、今からできる
・「このままで良いのか」と思ったら、まずはサイクルを一巡してみる
焦らなくて大丈夫です。
小さな積み重ねと振り返りを続けていけば、少しずつ、自分の基準で生きられる状態に近づいていきます。