アウトプットは、日々のインプットを記憶に定着させ、実際の行動や成長につなげる重要なステップです。
ただ、このアウトプットのやり方次第では、得られる結果も区々になってしまいますので、押さえておくべき土台はやはり必要でしょう。。
本稿では、誰でも簡単に始められるアウトプットの方法やタイミング、さらにそれを繰り返すことで得られる効果について解説します。
1. 簡単に始められるアウトプットについて
①短い話をまとめて練習する
例えば、3〜5分程度の話をする場合、以下のようにしてみましょう。
(1) 全文を書き出す
話したい内容を一旦すべて文章にしてみましょう。
最初は、冗長で要点を得ない話し方であることがほとんどでしょう。
繰り返していくうちに向上し、文章を推敲したり、構成力がついてきます。
(2) 読んで練習する
繰り返し練習することで、短時間で効率よくまとめられるようになります。
また、話の内容の一部を忘れて抜け落ちてしまうことなども防ぐことができるようになります。
さらに、実際口に出すことで、声量や発音や抑揚なども鍛えられます。
これは、仕事のプレゼン、面接練習、スピーチなどで役立ちます。
特に、スピーチの練習では録音して後で聞き直すと、自分の話し方のクセや改善点を見つけやすくなります。
②インプットした内容をアウトプットする
何かを見たり読んだりした後に、自分なりの感想や考えをまとめてみましょう。
(1) 感想を書く
例えば読書なら、感じたことや気づいたことを自分なりに書きます。
慣れていくうちに、自分視点や他の視点なども使えるようになります。
また、今まで蓄積してきた他の作品などと比較することもできるようになるでしょう。
5W1Hを使って『いつ・どこで・何を・誰と・なぜ・どのように』とまとめるのも良いでしょう。
(2) 共有する
SNSで感想をシェアしたり、人に話したりすることで理解が深まります。
最初は文章を3つ程度で「やったこと、結果、感想」などを伝えられるだけでも良いと思います。
慣れれば投稿への反応を見たり、共感してもらいたい内容を肉付けしたりできるようになります。
他にも、ブログ記事を書く、読書会などのコミュニティで発表するなどもおすすめです。
「アウトプット前提のインプット」を意識すると、物事をより深く考えられるようになります。
また、繰り返すことでさらに力がつき、筋道立てて考えたり、重複している部分をスッキリさせたり、簡潔な言い回しにさせたりできるようになっていきます。
③実際に行動に移してみる
やりたいことやアイデアがあるなら、できる限り試してみましょう。
やってみないことには「できそう/無理そう」等の感触をつかめません。
失敗してただ終わるのではなく、そこから情報を得る機会と捉えましょう。
(1) 書き出す習慣を持つ
アイデアや気づきをすぐにメモできる環境を整えておきましょう。
素晴らしい閃きは数秒でなくなってしまうものです。
また、準備や実行中や振り返りに書いたメモの切れ端の積み重ねが、のちに大きな財産になります。
(2) 小さく始める
「やってみたい」という気持ちを大切にし、結果に関わらず経験から学びを得る姿勢が重要です。
小さく始めた後は、その成果や感じたことを振り返る時間を作りましょう。
例えば、日記やジャーナルを使って『成功したこと』『失敗から学んだこと』を記録しておくと、次の行動につながります。
また、もしやめようと思った時でも、小さく始めていれば撤退のリスクもまた小さくて済みます。
小さな作品でもプロジェクトでも何でも、一旦「完成させる」ことが大事です。
それが全体を振り返る機会にもなりますし、実績や自信としての蓄積にもなるからです。
(3) 人に教える
特に技術などを教える場合、教えることで自分の理解が整理され、知識が定着します。
言うまでもなく、自分で整理して理解していなければ相手に伝えられません。
また、その上で説明できるようにしておかないと、相手も話を理解するのは難しいでしょう。
さらに、相手が仮に理解して動けたとしても、望む結果に繋げてあげる必要もあります。
2. アウトプットすべき内容とタイミング
①アウトプットすべきもの
(1) 記憶したい情報
2週間で3回以上アウトプットすると記憶に定着しやすくなると言われています。
特に試験では、参考書(インプット)だけでなく問題を解くこと(アウトプット)が大切です。
(2) 読書の内容
本などで感動した部分や「ハッ」と気づいた点をアウトプットすることで記憶に残ります。
・アンダーラインを引く
・重要と感じた部分を抜き書きするなど、簡単な方法から始めましょう。
さらに、それを行動に移すことで習慣化が進みます。
②アウトプットのタイミング
(1) 重要性に気づいたときにすぐ
先程の2週間で3回以上を目標に、思い立ったらその場で実行しましょう。
(2) 遅れてしまっても取り組む
目標に対して遅くなったとしても、それ以上遅れないようにして取り組むことが大切です。
他にも、以下のようにまとめてみるのも良いアウトプット方法です。
・ニュースを読んだ後、関心を持ったトピックについて調べた内容を簡単にまとめる
・映画を見た後、登場人物の相関図を作ってみる
・ビジネスで学んだスキルを図解にしてまとめる
3. アウトプットした後の活用法
①見直しをする
読書や学習内容を見直すことで、さらなる理解が深まります。
特に、試験勉強や仕事においては定期的な振り返りが効果的です。
また、ノートの管理方法や、すぐに見返せる仕組みやツールなども工夫してみましょう。
以下のような一例を試してみて、自分なりのやり方を確立しましょう。
・一つにまとめて日付で管理する
・用途別に分ける
②二次利用する
(1) メモやノートを整理する
重要な内容はデジタル化したり書き写したりして保存しておけば、いざというとき役立つ貴重な資料になります。
これらの管理には、EvernoteやNotionのような一元管理ツールを活用がおすすめです。
特に、フォルダ分けやタグ付け、キーワード検索ができるツールは情報を見返す際に便利です。
(2) 過去の記録を見返す
日記やアイデアノートを見返すことで自己洞察力を高めるきっかけになったり、新しいプロジェクトのヒントを得ることもできます。
また、新たな閃きを得たり、他と集約できたり、長文を一語表すことができたりします。
必要に応じて活用しましょう。
まとめ
アウトプットは、記憶の定着や成長の促進に欠かせない大切なプロセスです。
今日あった出来事を友達や家族に話してみる、小さなアイデアをメモする、などでも日常生活の中で取り入れることで、気づきや学びを実際の行動につなげられます。
また、アウトプットには「生産」という意味もありますから、是非一つでも取り組んでみて、今まで頭の中だけで思い描いていたことを実現させていきましょう。
小さな一歩を踏み出すことで、未来を大きく変えるきっかけになれば幸いです。