おかしな話だけど。。。
今、わたしはとある病院のコーヒーショップで
この上ない安らぎと癒しに包まれている。
雨の午後、今日は実父の大腸内視鏡検査の付き添いで、都内の国立病院へ来ている。
実父はこの病院で20年以上前からお世話になっていて、心臓やら脳やら大腸やらの病気になった際に助けてもらっている。
父が罹患し、手術・入院するたびにわたしも付き添い通って馴染みのある病院だ。
ここで「父の命を救って頂いた」という経験が、「ここは安心できる場所」という何か成功体験のような気持ちを湧き上がらせてくれる。
午後の病院は、午前中のごった返したような人で溢れかえる様子とは一変し、静かな落ち着きを取り戻しているように見える。
(この建物のどこかでは必ず、緊迫した生死をかけた闘いをしている場所があることと思うが)
こうして父の検査が終わるのを待っているのだが、街の中にあるコーヒーショップ以上にゆったりととられた席に座り(コロナ対策もあり、
ほとんどがひとり席の配置になっており、両手を伸ばしても隣りの席に触れないくらいゆったりのスペースになっている)
コーヒー☕️の香りに包まれ、店内のBGMと外の雨音がいい具合に混ざり合う空間に居ると、
ここが病院であることを忘れて、、、
いやむしろ安心できる病院だからこそ、
不思議なくらい気持ちがリラックスしている自分がいる。
今、その"リラックスした感じ"を思い出したが、実はわたしにはこの病院以上に好きな場所がある。
それは、(わたし自身が)3年前に癌が発覚して以来お世話になっている通い慣れた大学病院だ。
そこは、命をかけて癌と闘った場所であり、
つらい闘病を克服した場所である。
だから検査や手術など、苦しい事もあったはずなんだけど、
わたしの中では『全てを乗り越えた成功体験の場所』となっているのである。
わたしの命を救う為に尽力してくださったお医者様方、看護師の方々、病院スタッフの方々との思い出もたくさんある。
不安と悲しさでいっぱいだった夜、
若い女医さんが、「月を見に行きましょう。」と連れて行ってくれた秘密の場所。
「私も、キツいな〜、、、と思った時にここに来るの。そして空を見上げて気持ちの整理をするの。」と言う先生とふたり、綺麗な満月を見上げて話したことは忘れられない。
そんなふうに、たくさんの人に支えられて乗り越えた闘病の場所であった病院は、
わたしにとっての大切な場所となっている。
病院の中にいて、なんとも言えない幸福感(安心感)に包まれるって、本当におかしな話かもしれないけれど。。。。
わたしにとってはそんな場所。
この安心感を感じられるのは、
医療に携わってくださっている人々の存在あってこそなんだろうな。
病院スタッフの全ての皆さん、ありがとうございます。
今も、白衣を着て目の前を通り過ぎる先生方やナースたちに心の中で感謝のラブコールを送っている。😘
人にはそれぞれ、そこに居ると落ち着く、ホッとするなどお気に入りの場所があることだろう。
皆さんのそんな場所は何処ですか?
。。。さて、そろそろ父の検査も終わるかな?
朝からお腹を空っぽにして検査を受け、頑張った父に、帰り道の何処かで、お腹に優しくて温かいおうどんでも食べさせてあげようか。