はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と九十六
「アホ ガ アホ ヨブ カルトナ アホアホ ワールド!」
「結局、罪深きは、カルト。というか、カルトな、カルト的な、アホアホワールド。って、ことに、なるのかもしれねえな」
カ、カルト、カルト的な、アホアホワールド?
ちなみに、「アホがアホ呼ぶアホアホワールド」は、毒気を利かせた「類は類を呼ぶ」系。Aくん名言集の中でも屈指の逸品としてその存在感を放ちまくっている。
「宗教。いや、誤解を招きかねないから、エセ宗教。エセ宗教的手法、手口。と、言った方がいいか。ソイツで、一気に、カルトな、カルト的なアホアホワールドを膨張、肥満化させる」
膨張?、肥満化?
「良質の筋肉、ではなくて、脂肪。ベチャッとした脂肪ばかりがグチュグチュと増えていく、というイメージ」
うっわ~。
なかなかなイメージだな。
カルトには申し訳ないが、宗教を哲学と、宗教心を心と頭のミネラルと、思っている私は、宗教とは似て非なるカルトなるモノを好意的に受け止めてはいない。どころか、好意的に受け止めてはいけないモノとさえ思っている。
「ことさら、妙に、『古(イニシエ)より、この国は、素晴らしいんだ』とか『この国の民は、ヨソとは違うんだ』などと自信満々に、笑顔で、早口で、宣い始めたら、要注意。と、いうことだ」
たしかに、なんとなく、良質の筋肉、ではなくて、ベチャッとした脂肪、っぽい。
「先ほどから話題に上がっている、排斥、排除、そして排外にも、ベチャッと繋がりそうな、そんな臭いに満ちていると」
「思います、思いますとも。ベチャベチャッと繋がっていきそうなナンともカンともな脂肪の臭いに満ち満ちていると」
「そして、そしてだ。そんな臭いに満ち満ちまくり倒したエセ宗教的手法、手口が、人を騙すのに、大いなる力を発揮するというわけ」
なるほど。
カルトとは、つまり、人を騙すためのエセ宗教的手法、手口、だということか。
「この手法、手口。政治にも使えそうだろ」
使えそうだ。
格好の政治利用ツールとして、人集め、票集め、ついでに金(カネ)集め、ツールとして、ちょっとしたブームにもなるかもしれない。
ん~・・・。
アホがアホ呼ぶ、カルトな、アホアホワールド。恐るべし。
(つづく)