はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と七十七
「コドモタチヲ ニドト センジョウニ オクラナイ」
「如何せん、どうしても引っ掛かるあの人たちの言動ってヤツが、他にも、まだまだ、あるんだよな~」、とAくん。
ナンとなく引っ掛かる、ドウしても納得できない、あの人たちの言動。甚だ遺憾ながら、たしかに、まだまだありそうだ。
「たとえば、受け取りようによっては、『結局のところ、有事の際に戦場で頑張ってくれるのは若者たち。だから、少子化じゃ~ダメなんだ』としか聞こえない、ある、お子さんもおられる女性議員の、少子化対策に向けての言動。さすがに、まさか、本気で、だから子どもを産め増やせ、とは、思っておられないと信じたいが」
ん?、あ、あ~。
それ、少し前に、ニュースで、耳にしたような気がする。
「あの戦争によって、多くの子どもたちが犠牲になった。じゃ、ないな。大人たちが、子どもたちを、戦争の犠牲にしてしまった。そのコトを、重く、深く、受け止めて、当時、教職員組合だったか、『教え子を再び戦場に送るな』をスローガンに掲げたわけだけれど、その女性議員のその言動、まさにその真逆。と、受け取れてしまうだけに、なんかもう、情けなくなってくるよな」
教え子を、再び戦場に送るな、か~。
もちろん、そのスローガン、存じている。
「ま、こんなコトを言うと、またまたスルリと論点を掏り替えられて、じゃ、代わりに年寄りが戦場に行けばいいじゃないか、みたいなことになりがちなんだけどね」
なりがちだ。
先ほども話題に上がったが、稚拙で短絡的な極論やら邪論やらは、いつだって、躊躇なく、理不尽に、正論に襲い掛かる。(つづく)