齢34にしてストレッチやラジオ体操が気持ちよくて仕方ない中途社員である。
朝礼前の時間が一番気合いが入っているかもしれない。
そしてそのまま体力が右肩下がりのグラフを描いていき、家に帰る頃にはEMPTYランプが点灯している。
今日はおじいちゃん先生がいないため、方言全開の上長から指示を受け、まだまだ慣れることのない測定機器で色々な部品の色々な場所を測定。
品物の検査は単に寸法を測るだけでなく、外観からサビや打痕、汚れ等がないかしっかりチェックしなければならない。
中でも怖いのはバリやカエリといった金属の不要部分の付着であり、これは放っておくと他の人がふと触った時に指を切ってしまう可能性があるぐらい鋭い。
自分はただでさえ皮膚が弱いため、穴の周りに残ったバリを確認しようと指を突っ込んで回そうとするだけで激痛が走る。自分が身をもって確認した後に金属ヤスリでシャカシャカ擦れば問題なく落ちるので、「これで後の人が痛い目に遭わずにすむ」と満足感を得ている。
周りの人が忙しそうにしている(実際忙しい)ので気軽に質問するのも躊躇われるが、これもコミュニケーションの一環として前向きにやっていかねば。
上長にも言われたが、どんな初歩的なことでも聞けるのは今しかない。これが1年3年と経ってから聞くのでは反応も評価も全く違う。
仕事に限らず、知ったかぶりだけは絶対にしてはならない。必ず後で自分の首を絞めることになる。